文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2019年(令和1年) 8月23日(金)付紙面より

ツイート

あつみ小3年生が温海かぶの種まき

 鶴岡市槙代の天魄(てんぱく)山麓にある「温和の森」で22日、あつみ小学校(松田裕可校長、児童178人)の3年生29人が焼き畑に温海かぶの種まきを行い、地元の特産物と伝統農法について理解を深めた。

 森・川・海の資源を利用した地域の営みを学び、関心を高めてもらう天魄森林自然教室の一環で、鶴岡市がやまがた緑環境税を活用し、あつみ小3―5年生を対象に行っている。

 児童たちは急斜面の約75平方メートルの畑で、温海町森林組合職員による火入れを見学。草木灰が栄養になり、病気にかかりにくいなど江戸時代から伝わる伝統の焼き畑農法の特性について、市温海庁舎職員から説明を受けた。火入れには5年生が7月に温和の森で枝打ちした枝を用いた。畑の火が収まった後、児童たちは砂と混ぜ合わせた種を手いっぱいに握り、斜面の上と下から「大きくな?れ」と声をそろえて勢いよくまいた。柳沢麻夏さん(9)は「どうして畑を焼くのか不思議に思っていたけど、自然にやさしい農法だと教えてもらった」、藤田心愛さん(8)は「温海かぶの漬物は大好き。おいしく育ってほしい」と話していた。

 3年生は11月下旬に収穫を行い、地元の高齢者から温海かぶ漬けの作り方を学ぶ。採った種は来年度の3年生へ引き継がれる。

「大きくな?れ」。焼き畑に温海かぶの種をまく児童たち
「大きくな?れ」。焼き畑に温海かぶの種をまく児童たち



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

 
■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

Loading news. please wait...

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field