2023年(令和5年) 10月9日(月)付紙面より
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鶴岡市のあつみ温泉で7日、「お湯輿(ゆこし)まつり」が行われた。法被を身に着けた地域の男性が神輿(みこし)を担いで温泉街を練り歩き「温泉の恵み」に感謝した。
「あつみ温泉魅力づくり推進委員会」が県内外に温海の魅力を伝えようと始めた。今年で6回目。朝市広場にある温泉神社であつみ小の子どもたちが巫女(みこ)舞を奉納、子ども神輿を先頭に男衆約30人が神輿を担いで温泉街を巡る「お湯輿巡業」に出発した。
まつりのクライマックスは「お湯かけ」。温泉街中心部の足湯・あんべ湯に到着すると、待ち受けた住民や宿泊客が神輿と男衆にお湯をかけ続け「あつみ温泉」の発展を願った。夜には花火が打ち上げられ、温海の夜空を彩った。