2022年(令和4年) 5月5日(木)付紙面より
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鶴岡市馬場町の荘内神社(石原純一宮司)で4日、「泣き相撲」が始まった。赤ちゃんを対象に「大きな声で泣いたほうが勝ち」というユニークなイベント。生後4カ月から2歳児までがエントリーし、元気な泣き声を響かせた。
5月5日の「こどもの日」に合わせて、幼児の健やかな成長と健康を願おうと始まった。今年で7回目。4、5の両日合わせて鶴岡市内などから138人が「出場」する。
初日の4日は、神社の拝殿で健康を祈願した後、「取組」がスタートした。東西に分かれた赤ちゃんはねじり鉢巻きをして「見張って、見張って、はっけよーい、のこったー」。
石原宮司が行司を務め、元気に泣いた赤ちゃんに軍配を上げた。会場の参集殿には、赤ちゃんの父母や祖父母たちが集まり、元気な取組に笑顔があふれていた。
石原宮司は「もともと泣き声で邪気をはらい元気な声を神様に聞かせる、という意味がある。家族そろって成長の思い出にしていただければうれしい」と話していた。
2日目の5日は第1取組が午前10時、第2取組が午前11時、第3取組が午後2時から行われる。