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2018年(平成30年) 2月4日(日)付紙面より

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放置バイクの再生に興味津々

 鶴岡市の羽黒高校(牧静雄校長)で3日、工業科課題研究公開発表会が開かれた。総合情報、機械システム、自動車システムの3学科の3年生が研究成果を披露した。

 工業科課題研究は2003年度から始まった授業。その後05年度からは発表会も開催し、ものづくりの学びを深めている。本年度は3学科約110人の生徒がグループや個人に分かれて39の研究テーマを設定。校内での発表会と審査で各科から2つを優秀賞として選出し、計6テーマがこの日の公開発表会に臨んだ。

 公開発表会には来賓や保護者、教職員、生徒など約60人が参加。機械システムからは「やまがた工業高校生ロボットコンテストに初出場して」と「校舎内テラスの看板製作」、自動車システムから「不動バイクの修理」「イチゴ生産工場の起業を探る」、総合情報からは「3Dプリンターで旧校舎再現」「絵画共同制作」とそれぞれのテーマを持ち時間10分で発表した。

 このうち、「不動バイクの修理」では、齋藤健太さんと、菅原丈慈さんの2人が長年放置されたまま動かなくなり、知人から譲り受けるなどしたいずれもHONDAの「VT250E」、「XLディグリー」を修理。フロントホーク、マフラーなどのさび取り、キャブレーターの掃除、各パーツ交換などでいずれも1万円以下の予算で抑え、バイク整備の基本を学んだことを紹介した。実際にエンジンを動かしてみせると「30年前のバイクで走行距離1000キロ以下はなかなかない。プレミアが付く」「売るとしたら幾ら」などと生徒に質問する興味津々の来場者もいた。

 発表については教員らが研究内容や発表態度などを審査し、牧校長が表彰した。

課題研究発表会で、修理した不動バイクのエンジンを実際に動かしてみせた
課題研究発表会で、修理した不動バイクのエンジンを実際に動かしてみせた



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