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2018年(平成30年) 3月24日(土)付紙面より

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出羽三山信仰の歴史学ぶ

 鶴岡市第一学区管内の小学生を対象にした第一学区コミュニティセンター主催の地域学習事業が22日、同市羽黒町の出羽三山神社などで行われた。寺社仏閣の見学や精進料理を味わうなどしながら出羽三山神社の信仰の歴史に触れた。

 文化財などに触れる機会を通して地域愛を育もうと2016年に善寳寺を舞台に初めて実施。今回2回目。

 この日は朝暘第一小学校の4―6年生から15人が参加。コミセンの職員や父母などと一緒に、羽黒山頂の出羽三山神社合祭殿、いでは文化記念館、松ケ岡開墾場などを訪問した。

 このうち、出羽三山神社合祭殿では、祈祷(きとう)の後同神社の神職から、開祖・蜂子皇子から始まる信仰の歴史や、山伏修行についての講話を受けた。その後は斎館へ移動し、伊藤新吉料理長から「3本のタケノコは出羽三山を表す。蜂子皇子がたどり着いた由良の白山島にちなんだ形のごま豆腐など、一品一品に意味がある」と説明を受けながら、月山筍(だけ)の煮物、あん掛けのごま豆腐、山菜の天ぷら、イタドリの甘酢漬け、ウルイのおひたしといった献立の精進料理を味わった。

 参加した同校5年生の成澤想太君(11)は「これまで2回来たことがあるけど、生まれ変わりの山と初めて知った。精進料理は月山筍が特においしい」と話していた。

精進料理を堪能する児童たち
精進料理を堪能する児童たち



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