2022年(令和4年) 2月23日(水)付紙面より
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三川町は21日、2022年度当初予算を町議会に内示した。一般会計の総額は前年度当初比4・9%減の49億8200万円。来月からスタートする3回目のワクチン接種や事業所支援など新型コロナウイルス感染症対策を充当した予算案となっている。
歳入のうち町税は1・6%増の9億3168万円、地方交付税は3・2%増の16億3000万円、国庫支出金は10・2%増の5億580万円、町債は2・3%増の3億8500万円。
歳出のうち人件費は0・9%減の9億5741万円、扶助費は14・5%増の6億2366万円、公債費は1・3%減の4億3728万円。22年度末の町債残高は、21年度末と比べて7億2891万円増の59億5347万円を見込む。
主な事業は「いろり火の里」施設の大規模改修に5410万円、就学前の乳幼児と小中学生の医療費の一部負担金を全額助成する「子育て支援医療給付事業」に2882万円、小学校の学習教材と情報教育機器の整備事業に2380万円など。新型コロナウイルス感染症対策は、中小企業への利子補給などを支援する事業費として7548万円を計上した。