2016年(平成28年) 12月23日(金)付紙面より
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鶴岡市の藤島歴史公園「Hisu花(ヒスカ)」で21日、イルミネーションの点灯セレモニーが行われた。藤島地域の小学生の掛け声でフジ棚に施されたLED(発光ダイオード)約6000球がともされ、公園内に子どもたちの歓声が響いた。
同公園は開園して2年目を迎えるがフジの本格的な開花はまだ数年先となるため、公園の魅力を高め、地域振興の拠点として活用するため、本年度から冬季間、公園内のフジ棚にイルミネーションを設置し、点灯することになった。
今年は道路側のフジ棚に口紅藤をイメージしたライトピンクのLEDとともに黄色と白のLEDを延長約36メートルにわたって装飾。26日以降には「Hisu花」の文字がLED約200球で描かれる。本年度から3年をかけて公園内の他のフジ棚にもイルミネーションを増設する予定。
点灯セレモニーには近くの学童保育所に通う小学1、2年生12人が出席。子どもたちによるカウントダウンと「点灯!」の掛け声でパッと光がともった。子どもたちは「すごくきれい」「藤の花みたい」と歓声を上げ、イルミネーションに見入っていた。
設置期間は来年2月28日まで。午後4時から同10時まで点灯する。