2017年(平成29年) 12月30日(土)付紙面より
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遊佐町のJR遊佐駅(愛称・ゆざっとプラザ)前で29日、「ゆざっと歳の市」が開かれ、町民らが次々と品物を買い求めた。
にぎわいと触れ合いの空間を創出しようと、町商工会やNPO法人「遊佐鳥海観光協会」、産直「ぽっぽや」などプラザ内の各テナントと町が実行委員会を組織し毎年、月に1回程度開催している軽トラ市の一環として開催している。
この日は小雪の舞う天候の中、松、ユズリハ、南天などの正月飾り用品とともに、特産のパプリカ、大根、ネギ、タコといった野菜や海産物がずらりと並び、午前9時にオープン。いずれも市価に比べて安価なこともあり、買い物客が大勢訪れ、「どれがいろ」と出店者と話しながら、お目当ての品物を次々と買い求めていた。
今回は、町地域おこし協力隊員が地元のお年寄りから製造方法を聞き、道の駅鳥海「ふらっと」(同町菅里)と共に復活させた名物まんじゅう(通称・うまのくそまんじゅう)の限定販売もあり、わずか10分ほどで完売した。