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荘内日報ニュース


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2023年(令和5年) 9月7日(木)付紙面より

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鶴岡市政功労に3氏決まる 地方自治や産業振興に功績10月1日表彰

 鶴岡市は5日、市表彰条例に基づく本年度の市政功労表彰の受賞者3人を発表した。10月1日(日)に同市のグランドエル・サンで開く本年度の市制施行記念式典で表彰する。

 表彰対象は▽地方自治の進展▽教育、学芸、体育、文化の振興▽産業、経済の振興発展▽社会福祉、市民生活、公共の事業に尽力▽災害防護、人命救助―のいずれかに顕著な功績のあった個人、団体。

 本年度は地方自治功労で前県議会議員の志田英紀氏(73)=家中新町、産業経済功労で前鶴岡商工会議所会頭の加藤捷男氏(81)=大東町=と前出羽三山神社宮司の宮野直生氏(76)=馬町=の3人が受賞する。5日開会の9月定例市議会で同意を得て決まった。

 志田氏は、元衆院議員加藤紘一氏(故人)の秘書を経て1997年1月の県議補選で初当選。今年4月まで7期26年務め、副議長、議長などの要職を歴任。県開発推進協議会副会長、同協議会理事、県治水協会副会長なども務め、県政の発展に指導力を発揮し、地域の隆盛発展に寄与した。

 鶴岡信用金庫理事長、同会長を務めた加藤氏は、2006年に鶴岡商議所常議員に就任後、16年に副会頭、19年から22年までは会頭を歴任。鶴岡の日本遺産・食文化を活用した観光の振興、高速交通網など社会基盤の整備促進にも尽力し、同市の産業振興や観光振興に寄与した。

 宮野氏は羽黒町観光協会長、市観光連盟理事、DEGAM鶴岡ツーリズムビューロー理事として20年にわたり市の観光活性化に向けた誘客拡大に尽力。出羽三山神社宮司として開祖・蜂子皇子像を初公開するなど出羽三山の歴史や伝統文化を国内外に発信し、地方文化の隆盛にも寄与した。

志田英紀氏
志田英紀氏

加藤捷男氏(左)宮野直生氏
加藤捷男氏(左)宮野直生氏


2023年(令和5年) 9月7日(木)付紙面より

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小川選手(羽黒高3年)にスポーツ奨励賞 バスケットボールU19W杯や各種国際大会で活躍 鶴岡市 昨年度創設2人目 10月1日表彰

 バスケットボールの年齢別日本代表としてワールドカップに出場するなど各種国際大会で活躍している、羽黒高3年の小川瑛次郎選手(17)に、鶴岡市スポーツ奨励賞が贈られることになった。同市が5日発表した。表彰は10月1日(日)に同市のグランドエル・サンで開かれる市制施行記念式典で行われる。

 小川選手は秋田市立城南中学出身。中学時代から実力が認められて注目された選手で、羽黒高では1年からチームの柱として活躍。同校2年で、2022年6月のU16(16歳以下)アジア選手権から年齢別日本代表に選ばれ、同年7月のU17ワールドカップ(カタール)では73得点を挙げ、大会中に31本中18本決めた3ポイントシュートの成功率58・1%は全選手中1位だった。同年10月の3×3U17アジアカップ(マレーシア)では大会MVPに輝き、チームの優勝に大きく貢献した。

 今年6―7月のU19ワールドカップ(ハンガリー)では8位、先月から今月初めにかけて行われた3×3U18ワールドカップ(同)では9位となったチームのメンバーとして活躍した。身長187センチ。5人制の国際大会の日本代表ポジションはシューティングガード。

 小川選手のこうした活躍は、バスケットボールファンだけでなく、市民に明るい希望を与え、市民の誇りになるものとして、市長特別表彰の市スポーツ奨励賞を贈ることにした。同賞は、功績をたたえるとともに将来の活躍が期待される選手を激励することを目的に、昨年度創設。昨年は夏の甲子園大会で東北勢初優勝に貢献した鶴岡市出身で仙台育英高野球部の齋藤蓉投手(当時)に贈られた。

小川瑛次郎選手
小川瑛次郎選手


2023年(令和5年) 9月7日(木)付紙面より

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あいさつ・ボランティア活動たたえ 鶴岡市民憲章青少年実行賞 市内小中校など7団体受賞

 鶴岡市民憲章推進協議会(村田久忠会長)の「青少年の部実行顕彰実行賞」の受賞者が決まった。本年度はあいさつ運動やボランティア活動に尽力している市内の小中学校の生徒会や児童会、運営委員会計7団体に贈られる。6日には村田会長が朝暘六小(佐藤浩一校長、児童583人)を訪れ、受賞者の同校運営委員会に表彰状と記念品を手渡した。

 同協議会は市民の生活理念として制定された市民憲章の推進活動に取り組んでいる。この中で青少年の部実行顕彰は、校内外でのボランティア活動や善行活動などを行っている児童生徒・団体を表彰するもの。

 今回、実行賞を受賞した朝暘六小運営委員会は、地域の交通安全団体や鶴岡警察署、PTAと連携して「おはよう事故0(ゼロ)運動」を展開。2013年度から年2回のペースで実施しており、あいさつ運動に加えて地域の交通事故防止や防犯を呼び掛けている。

 また、地域の高齢者との交流や、「チョボラ」(ちょこっとボランティア)と称して校内での自主的な清掃活動、上級生が下級生の手助けをしながら登校する伝統的な登校班活動などが評価された。

 表彰式は全体朝会の中で行われ、村田会長が運営委員会の村瀬蒼空(あおと)委員長(11)=6年=に表彰状、橋本真副委員長(12)=同=に記念品を手渡し、「運営委員会が先頭に立って展開する活動へ、児童の皆さんが積極的に協力する姿勢は素晴らしい。より良い学校となるようこれからも活動を実践してほしい」とあいさつ。全校児童とともに市民憲章を唱和した。

 同協議会は、他の各受賞者についても同様に各校を訪問し、表彰状などを贈る予定。朝暘六小運営委員会以外の本年度受賞者と顕彰事項は次の通り。

 ▽朝暘一小運営委員会=「致道しぐさ」(2008年制定)の実践とあいさつ運動の輪を校内、地域に広げる取り組み▽斎小児童会=「斎っ子全員が協力して明るい斎小にしよう」をスローガンに、地域に広がるあいさつ運動や異学年でのふれあいを通し、縦のつながりを深める長年の活動▽上郷小運営委員会=ペットボトル回収によるポリオワクチン支援活動、アルミ缶回収による車椅子贈呈活動の継続▽あつみ小あつみっ子児童会=6年間の天魄山活動を通し、ふるさと温海の自然・文化・産業・人々について発信し、ふるさとを愛する心を育む長年にわたる活動▽鶴岡五中生徒会=「Plus 伝統+285人の力=∞」をスローガンに、ちょこっとボランティアや学年を超えた絆のメッセージ発信、ユニセフ募金など心を育む継続した活動▽藤島中生徒会=アルミ缶回収の収益による車椅子贈呈活動、「地域に貢献できる生徒会」を目指し、藤島夏祭りや藤島マラソン等の地域イベントに協力する長年のボランティア活動

朝六小運営委員長の村瀬君(中央)と副委員長の橋本君(右)が表彰状と記念品を受け取った
朝六小運営委員長の村瀬君(中央)と副委員長の橋本君(右)が表彰状と記念品を受け取った



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