荘内日報ニュース

2020年（令和2年） 4月7日（火）付紙面より

酒田市19日まで小・中休校延長　鶴岡市の初感染受け庄内各市町も反応

　鶴岡市で5日に庄内地方で初の新型コロナウイルス感染が確認されたことを受け、酒田市新型コロナウイルス感染症対策本部（本部長・丸山至市長）は6日、第11回対策本部会議を開き、市内の全小中学校の臨時休校を今月19日まで延長することを決めた。

　6日の定例記者会見で、村上幸太郎教育長が発表した。始業式は小中学校ともに今月20日、入学式は小学校が21、または22日、中学校は20日に行う方向で調整している。ただ、「今後も（市内で感染者が出るなど）状況が変われれば、さらに変更する可能性もある」（村上教育長）とした。

　同市では当初、始業式は小学校が今月7、8日、中学校が7日、入学式は小学校が8、9日、中学校が7日に実施を予定していた。

　庄内町教委は6日、小中学校休校の延長を発表した。期間は10日まで。13日以降の日程については6日夕方からの会議で今後の方針を決める。

　三川町教委では、小中学校の日程を6日正午時点で協議中。同日中に決める見通し。

　遊佐町教委教育課によると、6日午前の段階で臨時休校措置は実施せず、7日の遊佐中、翌8日の5小学校の入学式は予定通り行うという。