2009年(平成21年) 7月18日(土)付紙面より
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鶴岡市上名川の月山あさひ博物村内の「カブトムシ園」が今シーズンの営業を開始した。17日はオープニングセレモニーが行われ、地元の保育園児がカブトムシと触れ合った。
カブトムシ園は、豊かな自然を生かした観光資源の掘り起こしを目指し、同博物村の運営で2005年に開園。そば処「大梵字」北側に建てられたサクランボハウス(約100平方メートル)を活用し、夏の間カブトムシを放している。
オープニングセレモニーには、朝日保育園年長組の園児22人が参加。水野野生生物調査室を主催する水野重紀さん(鶴岡市双葉町)からカブトムシの持ち方などを聞いた後、博物村職員が育てた約50匹のカブトムシを園内に放した。
園児たちは樹液が出ているサクランボの木の幹にくっつけたり、切り株の上で戦わせたりと大はしゃぎ。「ごはんを食べているよ」「空を飛んだ!」と歓声を上げていた。
カブトムシ園は来月16日までの営業。期間中は常時、約200匹のカブトムシが園内に放されている。博物村内のアマゾン自然館との共通チケットで、高校生以上500円、小中学生350円、幼児100円。
「かっこいいね」。保育園児たちがカブトムシと触れ合った