2010年(平成22年) 4月8日(木)付紙面より
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庄内地方の半数余りの中学校で7日、入学式が行われ、真新しい制服に身を包んだ新入生たちが、3年間の中学校生活をスタートさせた。
この日に入学式が行われた中学校は、酒田・飽海の全11校と鶴岡・田川の14校のうち5校の計16校。酒田市立第三中学校(佐藤伸夫校長、生徒581人)では午前10時から同校体育館で行われた。
少し大きめの制服姿の男子108人、女子83人の計191人の新1年生が吹奏楽部の演奏、在校生や保護者らの大きな拍手に迎えられて入場。担任教諭による氏名読み上げに「はいっ」と答えて起立した。
佐藤校長が「中学校生活への夢、希望、不安、緊張感で胸がいっぱいだと思う。先輩や地域の人たちが皆さんの成長の手伝いをしてくれるので安心して。三中は勉強はもちろん、部活動やボランティア活動が盛んな学校。皆さんもその輪の中で頑張ってほしい」と歓迎のあいさつを述べた。
来賓祝辞に続き生徒会長の佐藤百華さんが「やる気を持って日々挑戦できるよう、生徒会メンバーが皆さんをリードしていく。酒田に誇れる学校を一緒につくっていきましょう」と歓迎の言葉。
これに応え、新入生代表の小池花穂さんが登壇して誓いの言葉。ステージ上で佐藤校長と対面し、「これまで学んできたこと、これから学ぶことを生かし充実した学校生活を送りたい。たくさんのことを吸収し日々、自分を高めていくことを誓います」と力強く決意を表明した。
庄内地方の中学校では、8日に8校、9日に1校で入学式が行われる。