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2010年(平成22年) 9月12日(日)付紙面より

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「非行ナシ」もぎ取り 公益大生酒南高生 メッセージ添え配布へ

 酒田市の東北公益文科大と酒田南高の学生・生徒が10日夕、同市刈屋のナシ畑で、「非行ナシ」のもぎ取りをした。特産の「刈屋ナシ」の果皮に「非行」「万引」などの文字が書き込まれたもの。生徒らが手分けをしコンビニエンスストアや自転車屋など、よく利用する店舗に配布、店主に対し非行防止への協力を依頼する。

 明るい社会の実現に向け、店舗側に対し万引をさせない環境づくりや積極的な声掛けを依頼しようと、酒田地区少年補導員連絡会員でナシ栽培農家の小松治郎右衛門さん(75)=同市刈屋=の協力で、酒田警察署(高橋博幸署長)、酒田地区少年補導員連絡会(池田善幸会長)が毎年企画。今年で8回目。

 公益大青少年健全育成ボランティア・SICT(西田洋太部長)、酒田南高ボランティアサークル(工藤奈々代表)のメンバーら約20人が先月2日、小松さん方のナシ畑を訪れ、「幸水」約300個の果皮に、ペンの先で「非行」「万引」「交通事故」の文字を傷つけるように次々と書き込んだ。

 この日は学生・生徒計12人と同署員が参加。書き込んだ時は直径5センチ弱だった果実も、直径約10センチの「食べごろ」サイズに。果皮にはくっきりと「非行」「万引」「交通事故」「ありがとう」などの文字が黒っぽく浮かび上がった。小松さんらから収穫方法を聞いた後、学生らははさみを使って丁寧にもぎ取り。「この字に見覚えある」「これ、おれが書いたやつだ」などと話しながら熱心に取っていた。

 今後、2個ずつかごに入れた上で、生徒たちによるメッセージを添えて配布する予定。

学生・生徒が「非行ナシ」のもぎ取りに挑戦
学生・生徒が「非行ナシ」のもぎ取りに挑戦


2010年(平成22年) 9月12日(日)付紙面より

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秋でも砂浜は“熱い” 鶴岡市由良 200人がビーチサッカー

 日本海をバックに砂浜でサッカーを楽しむ「由良ビーチサッカー大会」が11日、鶴岡市の由良海岸で開かれ、若者を中心にした参加チームが笑顔でプレーを楽しんだ。

 地元住民などで組織する運営委員会(齋藤勝三委員長)の主催で昨秋初めて開催。海水浴シーズン以外の砂浜の活用と、若い世代をターゲットにしたイベントで交流人口の拡大を図るとともに、地元民宿などと連携して宿泊・滞在型イベントとして定着させ、地域活性化を図ることが狙い。

 2回目の今回は地元や内陸、仙台市などから「男湯」12チーム、「女湯」6チーム、「混浴」6チームの総勢約200人が参加。11、12日の2日間にわたり、男湯は6チームずつ2ブロックに分かれ総当たりのリーグ戦と各ブロックの1位同士で決勝戦。女湯と混浴はいずれも6チームの総当たりで1位と2位が決勝戦を行い、優勝を争う。

 11日午前中は予選リーグが行われた。厚い雲に覆われた蒸し暑い天候の中、参加者たちは日本海や白山島をバックに不慣れな砂浜に足を取られながらも豪快にシュートを放ったり、互いにボールを追いかけ砂まみれになりながらプレーしていた。

 12日は予選リーグを勝ち上がったチームで決勝戦が行われる。

砂浜のフィールドでサッカーを楽しむ参加者たち
砂浜のフィールドでサッカーを楽しむ参加者たち



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