2024年12月14日 土曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2012年(平成24年) 12月23日(日)付紙面より

ツイート

鶴岡南高校科学部 総文祭へ出場

 県立鶴岡南高校(田中芳昭校長)科学部の生徒たちが、来年8月に長崎県を会場に開催される「第37回全国高等学校総合文化祭」(総文祭)の自然科学部門に県代表として出場する。研究に取り組んでいる「水田土壌に棲(す)む微生物を用いた発電3」の成果を発表する。総文祭への出場は3年連続4回目で、部員たちは「最高賞を目標に頑張りたい」と意気込んでいる。

 出場する科学部メンバーは、部長の奥山慧君(2年)、田中良樹君(同)、安達景都さん(同)、五十嵐律矩君(1年)、三浦昌平君(同)の5人。山形大農学部の加来伸夫准教授の協力を受け、水田土壌にすむ微生物を用いた発電をテーマに研究している。

 同校は今年から文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定された。活動費の助成が受けられるようになり、研究の幅が広がった。今回の発表は、山形大の研究施設や技術指導を受け、発電微生物を単離して培養することを目的に実験した内容をまとめたもの。

 同科学部は今月13日に、山形市保健センターで開かれた県高等学校文化連盟科学専門部主催の高等学校科学部研究発表会に出場。県内10校が参加し15の研究発表が行われた中で全体の最優秀に選ばれ、総文祭出場を決めた。

 総文祭自然科学部門の会場は長崎県島原市の島原文化会館。来年8月2―4日の3日間にわたって行われる。

 奥山部長は「本番に向けて、実験内容を分かりやすくまとめ、発表力の向上に取り組む。昨年に先輩たちが受賞した文化庁長官賞を超えたい」と目標を語った。

3年連続で総文祭の自然科学部門に出場する鶴南科学部のメンバー
3年連続で総文祭の自然科学部門に出場する鶴南科学部のメンバー



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field