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2017年(平成29年) 3月15日(水)付紙面より

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櫛引地域の福祉に役立てて

 鶴岡市立櫛引中学校(長島昭則校長)の生徒会は13日、「地域の福祉に役立てて」と、アルミ缶やペットボトルなどを集めて換金した1万3000円を市社会福祉協議会(難波玉記会長)に贈った。

 同生徒会は本年度のスローガンを「繋?つなぐ?」と定め、昨年4月から「福祉活動を通して、思いやりの心で繋がろう“AP3活動”」を展開。同活動はアルミ缶(A)、プルタブ、ペットボトル、ペットボトルキャップ(P3)を全校で集め、社会福祉に役立てるもの。ボトルキャップは分別し、発展途上国の子どもへのポリオワクチン購入費用として別団体に寄贈した。

 この日、生徒会長の上野颯太郎君(3年)、副会長の本間大貴君(同)、重松野乃花さん(同)の3人が市社協櫛引福祉センターを訪問し、齋藤和也センター長に寄付金を手渡した。齋藤センター長は「貴重なお金をありがとうございます。大事に使わせてもらいます」と謝辞を述べた。

 上野君は「活動を始めた頃は生徒の意識が低く大変だった。昨年10月と今年1月に全校生徒参加のキャンペーンを生徒会が呼び掛け、一人一人が協力してくれた」と振り返り、「スローガンの通り、地域とのつながりを大事にしたい。寄付金は櫛引地域の福祉に役立ててほしい」と話した。

生徒会長の上野君(右から2人目)が齋藤センター長に寄付金を手渡した
生徒会長の上野君(右から2人目)が齋藤センター長に寄付金を手渡した


2017年(平成29年) 3月15日(水)付紙面より

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出羽三山神社 「倭楽」奉納上演

 鶴岡市羽黒町手向の出羽三山神社合祭殿で14日、神事芸能「倭楽(やまとがく)」の奉納上演が行われた。神官や巫女(みこ)が同神社に古くから伝わる舞を優雅に繰り広げた。

 同神社には、明治初期に奈良県の春日大社から倭楽が伝えられた。しかし時代とともに簡素化され、50番を超す曲目は御田植え祭り(5月8日)で舞われる巫女舞の「田舞」など一部を残してほとんど舞われることがなくなり、指導者も高齢化が進んだという。こうした状況を受け、倭楽の復興と継承を図ろうと同神社は若手の神官や巫女を中心に舞の稽古を開始。奉納上演は「丑歳御縁年」の2009年から毎年この時期、稽古の総仕上げとして行っている。

 今回は神官と巫女合わせて20人余りが舞と琴、笛などの演奏を披露。氏子たちが見守る中、「野も山も」「若宮」「三笠山」「白銀や」など約20番が繰り広げられた。神官は公家の装束とされる衣冠束帯姿で勇壮に、巫女は緋色(ひいろ)のはかま姿に扇や鈴を持って優雅な舞を見せた。修験の山とは違ったみやびの世界に、観衆は引き込まれていた。

琴や笛の音に合わせ、巫女たちが優雅な舞を奉納上演した
琴や笛の音に合わせ、巫女たちが優雅な舞を奉納上演した



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