文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2017年(平成29年) 6月29日(木)付紙面より

ツイート

市松柄のスカーフなど好評 日本遺産「出羽三山」「サムライシルク」とコラボ

 出羽三山神社(鶴岡市羽黒町手向、宮野直生宮司)は、キビソをメーンにした鶴岡の絹製品販売「鶴岡シルク」(同市大宝寺、大和匡輔代表)と共同で、山伏衣装の摺(すり)の紋様である市松柄のスカーフなどを製作。いずれも日本遺産認定を受けた「出羽三山」と「サムライシルク」のコラボ商品となり、取り扱う羽黒山中の斎館で好評を得ている。

 同神社の伊藤新吉料理長や大和代表が鶴岡を代表する出羽三山や絹織物のPRでミラノ万博(2015年)などに出展する中で、外国人にも喜ばれる神社のオリジナルグッズができたらという話になり、商品やデザインを詰めてきた。

 出来上がった商品は、いずれも鶴岡シルクで作った43センチ四方のハンカチ(税込み1620円)と、43センチ×86センチの手拭い(同2700円)、大判の90センチ四方のスカーフ(同6480円)の3種と、名刺などを入れるストラップ(同2160円)。ハンカチ類は市松と出羽三山神社の社紋を組み合わせた柄で、いずれも藍を模した紺と紅花染めを意識した朱色の2色を展開している。

 この春に登場し、羽黒山中の「斎館」のみで取り扱ってきたところ、2020年の東京五輪の公式エンブレムとして広く知られるようになった「組市松紋」の影響もあり来山者に好評。7月1日にグランドオープンするJR鶴岡駅前の食文化情報施設「FOODEVER(フーデェヴァー)」でも取り扱う予定。

 伊藤料理長は「出羽三山神社の新たなグッズとして多くの方に手に取ってほしい」と話している。問い合わせは斎館=電0235(62)2357=へ。

市松模様と出羽三山神社の社紋を組み合わせたスカーフなどが登場。「出羽三山」と「サムライゆかりのシルク」といういずれも日本遺産認定地域に関連した貴重なコラボ商品となっている
市松模様と出羽三山神社の社紋を組み合わせたスカーフなどが登場。「出羽三山」と「サムライゆかりのシルク」といういずれも日本遺産認定地域に関連した貴重なコラボ商品となっている


2017年(平成29年) 6月29日(木)付紙面より

ツイート

あなたの知らない庄内の旅

 新潟県の村上信用金庫(本部・村上市、大滝愼一理事長)の顧客組織「村上しんきん年金友の会」一行約120人が26、27の1泊2日の行程で来庄し、庄内観光を満喫した。

 鶴岡信用金庫(佐藤祐司理事長)と村上信金が昨年4月、地域経済の活性化と交流人口の拡大を目的に業務提携を締結しており、今回のツアーはこの提携の一環で初めて行われた。村上信金側は、初めてという全7本・支店合同の年金友の会ツアーを企画して応じた。

 ツアーテーマは「あなたの知らない庄内の旅」。隣接する地域だが、酒田市の相馬樓での酒田舞娘(まいこ)の演舞鑑賞、鶴岡市の出羽三山神社合祭殿での昇殿参拝と祈祷(きとう)など、個人旅行ではなかなか体験できないメニューを盛り込んだ。

 一行は初日の26日、最上川舟下りを楽しんだ後、酒田市の相馬樓、山居倉庫を巡り、鶴岡市の由良温泉「ホテル八乙女」に宿泊し、佐藤鶴岡信金理事長らの歓迎を受けた。27日は鶴岡市の櫛引地域でサクランボ狩りを楽しみ、出羽三山神社、庄内観光物産館、国指定史跡旧庄内藩校致道館、荘内神社などを巡った。致道館では地元の観光ガイド協議会のガイドで、藩校教育の一端に触れ、鶴岡信金の若手職員が付き添ってもてなした。

 ツアーに参加した村上市の渡邉順次郎さん(82)は「これまで3回ほど庄内観光に来た。今回はその復習の意味で参加したが、出羽三山で正式参拝でき、とても感動した。これまでとは違う庄内を見て体験できて楽しかった」と話した。

藩校致道館の歴史や教育内容などの解説を聞く「村上しんきん年金友の会」のツアー参加者=27日
藩校致道館の歴史や教育内容などの解説を聞く「村上しんきん年金友の会」のツアー参加者=27日



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

 
■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

Loading news. please wait...

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field