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2017年(平成29年) 10月14日(土)付紙面より

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水色の外壁鮮やか 致道博物館旧鶴岡警察署庁舎

 鶴岡市の致道博物館(酒井忠久館長)で全面修復工事が進められている国指定重要文化財「旧鶴岡警察署庁舎」を覆っていた工事用の素屋根が徐々に解体され、美しくよみがえった鮮やかな水色の外壁が姿を現している。

 旧鶴岡警察署庁舎は1884(明治17)年、鶴岡市東庁舎があった場所に建てられた。1957(昭和32)年に同博物館の敷地内に移築復元され、2009年12月に国の重文に指定された。県内の明治初期の擬洋風建築を代表する建造物の一つ。

 修復工事は建物の老朽化のため同博物館が2013年から国や県、市の助成と一般からの募金で進めている。

 素屋根は建物本体を保護しながら工事を進めるための設備で、工事の進捗(しんちょく)に合わせて9月ごろから解体が始まっていた。内壁工事は11月中旬には終わる見込みで、今後は入り口などの外周工事が行われ、全ての工事が完了するのは12月上旬の予定。

 同博物館は電気や床面工事を行った後、来年夏前には一般に公開したいとしている。

130年前の水色の擬洋風建築の警察署が姿を現している
130年前の水色の擬洋風建築の警察署が姿を現している


2017年(平成29年) 10月14日(土)付紙面より

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県高校総合文化祭庄内大会が開幕

 文化部に所属する県内高校生の祭典「県高校総合文化祭」庄内大会が13日、酒田、鶴岡両市で開幕。今年は「黄金の風に揺られて実りあれ 文化の穂」をテーマに掲げ15日(日)までの間、合唱や郷土芸能、吹奏楽といった発表、美術・工芸、写真、書道の展示など活動の成果を披露する。

 日頃の成果を発表することで高校生の文化活動の活性化、文化を担う人材の育成を狙いに県教育委員会と県高校文化連盟が毎年この時期に県内各地で開催しており、今年で41回目。

 初日、酒田市の酒田勤労者体育センターで書道、鶴岡市の鶴岡アートフォーラムと鶴岡南高「鶴翔会館」で美術・工芸、華道、鶴岡市勤労者会館で写真の展示が始まったほか、酒田市の出羽遊心館では酒田西、酒田光陵、酒田南、天真学園の茶道部員が、他校の生徒を呈茶でもてなした。立礼(りゅうれい)の1席目で後見を務めた天真学園茶道部長の桜井摂香さん(18)は席中、「皆さんをお迎えするため、熱い思いで練習を重ねてきました」と。終了後は「緊張したが、滞りなく進めることができて良かった」と話した。

 14日午前10時半から酒田市の希望ホールで総合開会式を行い、引き続き合唱、筝曲、弁論、郷土芸能などのステージ発表。酒田勤労者福祉センターで科学・新聞の展示、鶴岡市の庄内藩校致道館では小倉百人一首かるた競技も行われる。展示はいずれも15日まで。

高校文化部の祭典がスタート=13日午前、出羽遊心館
高校文化部の祭典がスタート=13日午前、出羽遊心館



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