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2017年(平成29年) 3月29日(水)付紙面より

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全国の若手料理人と鶴岡のシェフ 郷土の食材使った新メニュー考案

 全国の若手料理人と鶴岡市のシェフがタッグを組んで考案した郷土食材を使った新メニューを提供する「CLUB RED RESTAURANT」が市内の料理店5店で始まる。27日はCLUB REDシェフが来鶴し、同市の女性センターで調理の打ち合わせなどが行われた。

 料理人育成を狙いに全国の35歳未満の料理人を対象としたコンテスト「RED U―35」を開催するRED U―35実行委員会(小山薫堂代表)が料理人の知識と技術の向上を図ることを目的に開催。CLUB REDはコンテストで入賞以上の成績を収めたシェフなどでつくる団体。REDは「RYORININ’s EMERGING DREAM」の略。

 新メニューのテーマは「サクラマス、孟宗(もうそう)竹を使用した新メニューの創造」。この日は東京や静岡などから若手料理人4人が来鶴。魚屋や産直を視察した後、鶴岡市の参加店シェフ5人と共に打ち合わせが行われた。料理人らはサクラマスの素焼きやあんかけ、ガサエビや紅エビを試食し、「サクラマスは味も身質も繊細」「あんは想像以上に甘い」「繊細さを生かすか、香りや味を付けておいしさを引き出すか」などと伝統食材の新たな食べ方のアイデアを話し合った。

 ラ・リュシオール(東京)の野田達也副料理長(32)は「繊細なサクラマスの春らしいめでたさを表現するか、味や香りを載せておいしさを引き出すかが問題。鶴岡をもっと深く理解しながら考えたい」、Dining花の羽田哲平店長(32)は「食べたいと思ってもらえるメニューを協力して作りたい。新しい食べ方を楽しんでもらい、地域を盛り上げていきたい」とそれぞれ話していた。

 イベント実施店は▽湯の浜テラス西洋茶寮▽すたんど割烹みなぐち▽魚亭岡ざき▽Dining花▽湯野浜温泉うしお荘―の5店。5月1日から1カ月間の期間限定で提供する予定。

CLUB REDの料理人が来鶴し、サクラマスなどを試食、新メニューのアイデアを出し合った
CLUB REDの料理人が来鶴し、サクラマスなどを試食、新メニューのアイデアを出し合った


2017年(平成29年) 3月29日(水)付紙面より

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かまくらやタイヤ滑り満喫 首都圏の子どもたち雪遊び体験

 子ども服販売などの「ギンザのサヱグサ」(東京都中央区銀座三丁目、三枝亮社長)が、首都圏の幼児・児童を対象に開催した自然体験型イベント「SAYEGUSA Green Magic2017in鳥海山」が、28日まで2泊3日の日程で酒田市の鳥海高原家族旅行村を主会場に開かれ、参加した子どもたちが思う存分、雪遊びを楽しんだ。

 同社は1869年創業の老舗。創業145周年を迎えた2014年、次代を担う子どもたちから本物の自然に触れてもらうことで、創造力や協調性などを育んでもらおうと、体験型イベントを長野県栄村で開催。以来、これまで夏と春の年2回、同村で行ってきた。同社経営管理室副室長の井ケ田剛秀さんが、「YAMAGATA DESIGN」(鶴岡市覚岸寺、山中大介社長)のディレクターを務めていることもあり今回、初めて庄内地域で開いた。

 今回は首都圏の年長児から小学5年生まで計14人が参加し、26日午後に庄内入り。酒田市升田の玉簾(たますだれ)の滝を見学した後、同旅行村キャビンに泊まった。

 2日目の27日は終日、旅行村内で雪遊び。庄内地域でのアクティビティースポーツに関する情報発信やプロデュースなどを行う「Organize Back Country」(酒田市大宮町一丁目)の佐藤憲蔵代表らスタッフの指導を受け、巨大なかまくらを作ったり、そり代わりのタイヤチューブで滑り降りるなど雪に親しんでいた。

 参加者の一人、長谷川紗瑛ちゃん(6)=雙葉小学校付属幼稚園年長=は「こんなにたくさんの雪が降っていてすごいなと思った。雪遊びは楽しい。特に大きな家ができたようなかまくら作りが楽しかった」と話していた。

 同日夜にはかまくらで飲食を楽しむ「スノーキャンドルナイト」。28日は雪遊びやそば打ちを楽しみ、同日夜に帰京。

タイヤチューブで斜面を滑り降りる参加者たち=27日午前
タイヤチューブで斜面を滑り降りる参加者たち=27日午前



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