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2017年(平成29年) 5月19日(金)付紙面より

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「メッケ犬」土人形の絵付け挑戦

 鶴岡市の大山小(奥山愼校長)の3年生62人が17日、地元の伝統的な祭りを学ぶ総合学習で、大山犬祭り(6月5日)の主役「メッケ犬」をかたどった土人形の絵付けを体験した。

 酒田市に伝わる土人形「鵜渡川原人形伝承の会」のメンバーが、メッケ犬をモチーフにした型を作り、高さ10センチほどの素焼きの人形を一人一人に準備。同会の本間光枝さん(65)ら4人が同校を訪れ、「みんながメッケ犬の親になった気持ちで作って」と呼び掛け、約2時間の授業で指導。土人形に関心があるという鶴岡市出身のタレント、三浦友加さんも参加し、児童と交流した。

 児童たちはアクリル絵の具で絵付けに挑戦。素焼きの赤茶色の表面に下地となる白色を塗り、乾かした後に思い思いの色でメッケ犬を仕上げた。中には目を青く塗ったり、全体を金色や銀色にしたりと、創造力豊かなメッケ犬が次々と誕生した。佐藤紅后(ここ)さん(8)は「何色のメッケ犬にするか、色を選ぶのが少し難しいけど楽しい。今年はミニからぐりに参加するので、お祭りも楽しみにしています」とうれしそうに話した。

メッケ犬の土人形の絵付けに挑戦する児童たち
メッケ犬の土人形の絵付けに挑戦する児童たち


2017年(平成29年) 5月19日(金)付紙面より

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秋の収穫楽しみ

 酒田市の酒田報恩会(菊池倫紀会長)が運営する酒田報恩会・若浜両保育園の年長児が17日、同市黒森のほ場でサツマイモの苗の植え付けを体験。クロマツ林を縫うように強い日が差し込む中、収穫の秋を楽しみに園児たちは丁寧に植えた。

 園児たちから自然の恵みや命の大切さ、農作物を作る人たちへの感謝の気持ちを養ってもらおうと両保育園では毎年、JAそでうら(同市坂野辺新田、五十嵐良弥代表理事組合長)の協力でサツマイモ栽培に挑戦している。

 この日は両保育園の年長児計21人、須田礼子酒田報恩会・山口昇子若浜両園長はじめ教職員、保護者が参加。同JA元組合長の星川功さん(69)=同市黒森=のほ場約5アールに、いずれも甘味が強い人気品種のシルクスイート、金時の苗計1200本を植えた。

 星川さんから「穴に入れた苗はげんこつで強く押し付けて」「押し付けないとせっかくの水が別の所にいってしまいます」などと指導を受けた園児たちは、教職員や保護者と共に植え付け。硬い畝に苦労しながらもマルチシートに空けられた穴に苗を入れ、周囲の砂を掛けていた。

 酒田報恩会保育園の小峯凛ちゃん(5)は「サツマイモは大好き。収穫するのが楽しみ。焼き芋にして皮をむいて食べたい」と話した。サツマイモは10月中旬以降に収穫。園に持ち帰り、給食やおやつとして味わう予定という。

収穫の秋を楽しみにしながら苗を植え付ける園児たち
収穫の秋を楽しみにしながら苗を植え付ける園児たち



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