2018年(平成30年) 4月8日(日)付紙面より
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東北公益文科大(吉村昇学長)の2018年度入学式が7日、酒田市の公益大公益ホールで行われた。
本年度の新入生は公益学部251人、大学院修士課程5人の計256人。4年連続で入学者数が200人を超えた。
入学式では新入生の名前読み上げに続き、吉村学長が「大きな目標・課題を自らに課し、その達成に向けて努力してほしい。海外留学制度や充実した英語教育制度を活用し、グローバルな視点で思考しながら、たくましい行動力を身に付けて」と式辞。
新田嘉一理事長(平田牧場グループ会長)が「この4年間、やりたいことはどんなことでも挑戦してほしい。その挑戦をかなえる自信が大学にはある。在学中、留学を経験し世界の空気を吸ってほしい。皆さんから最高の人生を送ってもらえるよう、最高の教育をする」と激励した。
吉村美栄子県知事、皆川治鶴岡市長、上野隆一公益大後援会長の祝辞に続き、学部入学生代表の堀結芽子さん(18)=新潟県立新潟商業高卒=が「英語力の向上、人材育成強化科目に積極的に取り組みたい。新たな環境で始まる大学生活に不安と希望でいっぱい。皆さんのサポートを頂きながら、充実した4年間を精いっぱい過ごしたい」、大学院入学生代表の加藤眞由美さん(53)=鶴岡市在住=が「大学院生活の中で、自分の心を、頭を、体を精いっぱい動かして学び、研究を行い、最大限のものを得たい」と決意を述べた。
2018年(平成30年) 4月8日(日)付紙面より
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鶴岡市は6日、桜(ソメイヨシノ)の開花宣言を行った。昨年より5日、例年より1週間早い。天候にもよるが1週間後の来週末ごろに満開となり、見頃を迎えるとみられる。
6日午後2時半に市公園緑地係の職員が鶴岡公園北側広場にある基準木で数輪咲いているのを確認した。日中の気温が20度を超えた3日までの陽気から一変し、低気圧や前線の影響で肌寒い日が続いている。6日は断続的に雨が降る中での開花宣言。公園内で咲き始めた桜はしっとりと雨にぬれていた。
「日本さくら名所100選」に選ばれている鶴岡公園には、ソメイヨシノを中心に約730本の桜があり、毎年、大勢の花見客でにぎわう。公園内の紅白の梅も見頃を迎えており、花の共演も楽しめそう。設置されたぼんぼりは6日夜から点灯、露店の設営も進んでいる。
山形地方気象台によると、庄内地方は向こう1週間、気圧の谷や寒気の影響により、曇りで雨や雪の降る日が多く、期間の中ごろは晴れる日もある見込み。