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2018年(平成30年) 5月2日(水)付け紙面より

8年ぶり 庄内札所三十三観音霊場御開帳

 庄内、置賜、最上の出羽百観音の3年連続御開帳の皮切りとなる「庄内札所三十三観音霊場御開帳」が1日から始まった。庄内では8年ぶりの御開帳。各霊場では輪袈裟(わげさ)などを身に着けた巡礼者たちが観音様に手を合わせ、祈りの旅へ導かれていた。

 このうち鶴岡市羽黒町手向の第一番札所、羽黒山荒澤寺正善院黄金堂(島津慈道住職、国指定重要文化財)では午前7時半から法要が執り行われ、その後巡礼者たちが次々と訪れた。

 黄金堂は正面に大人の背丈ほどの御本尊「聖観世音菩薩」三十三体、堂内の回廊に明治期の廃仏毀釈(きしゃく)から守られてきた約80体の仏像を安置。右回りに羽黒山参道の随神門(仁王門)の仁王像、羽黒山五重塔の御本尊「羽黒三所大権現」、山頂にかつてあった羽黒山寂光寺金堂(現三神合祭殿)の御本尊「出羽三山大権現」、月山旧参道に祭られていた御本尊などが、実際の出羽三山参拝道に沿うように鎮座。黄金堂全体が出羽三山立体曼荼羅(まんだら)を形づくり、三山の“生まれかわりの旅”に誘っている。

 参拝者たちは、黄金色に輝く三十三体の観音様に手を合わせ、一心に読経を行った後、立体曼荼羅を巡り出羽三山巡礼に思いをはせていた。

 全国の霊場を巡っているという埼玉県深谷市から訪れた永田博昭さん(60)、暢子さん(58)夫妻は「観音様や出羽三山のさまざまな御本尊にお会いできて感動した。見どころ多い素晴らしい霊場。2日間で庄内三十三の番所を巡るつもり」と話した。島津住職は「今は大変な世の中。観音様にお会いして『生かされている』という気持ちを持っていただければ」と話した。

 庄内の御開帳は10月31日まで(午前8時から午後5時)。「庄内札所三十三観音御開帳」の朱色のぼり旗が目印。問い合わせは事務局の第二番札所・羽黒山金剛樹院=電0235(62)2564=へ。

聖観世音菩薩三十三体から回向柱につないだ五色のご縁綱を握り、祈る巡礼者=第一番札所・正善院黄金堂
聖観世音菩薩三十三体から回向柱につないだ五色のご縁綱を握り、祈る巡礼者=第一番札所・正善院黄金堂


2018年(平成30年) 5月2日(水)付け紙面より

学びの舞台で気概示す 加茂水産高伝統の「水開き」

 鶴岡市の加茂水産高(石澤惣栄校長、生徒118人)の伝統行事「水開き」が1日、同校そばの加茂レインボービーチで行われた。海霧で覆われ、時折肌寒い風が吹く中、生徒たちが学びの舞台となる海に入り気合を入れた。

 水開きは同校創立の1946年から、11月1日の「水納め」とともに毎年続けている伝統行事。今年は109人(うち女子生徒15人)が参加した。

 この日は午前8時現在の気温18度、水温16度。ともに例年より高い状況だったが、海に入る前の午前10時すぎには海霧が出て肌寒くなり、時折強い風も吹いた。体育館での開会行事に続いてレインボービーチ駐車場に移動し、「ワッショイ、ワッショイ」と両手を挙げて屈伸する準備運動で気合を入れた後、「うおお」などと声を上げながら海に入り、約50メートルを泳ぐと、見守った保護者や行楽客から拍手が湧き起こった。

 途中、互いに水を掛け合ったりしながら泳ぎ切ると砂浜のたき火で暖を取り、アオサ汁で一息。釣りと海が好きで進学したという1年の菅原慎也君(15)=鶴岡市=は「とても冷たかった。水産高校で資格を取り、地元で就職するため頑張りたい」と話していた。

伝統の「水開き」でまだ冷たい海に入り、水高生としての気概を示した
伝統の「水開き」でまだ冷たい海に入り、水高生としての気概を示した



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