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2018年(平成30年) 11月7日(水)付け紙面より

さかた観光交流マイスター 第1号に酒田舞娘

 酒田市の「酒田交流おもてなし市民会議」(会長・丸山至市長)は5日、同市の観光・交流に貢献している伝統文化・芸能の団体・個人を「さかた観光交流マイスター」として認定する制度を創設することにし、その第1号として「酒田舞娘(まいこ)」を認定すると発表した。

 同会議は昨年2月、酒田港初の外国クルーズ船寄港(同8月)を機に市を挙げて国内外の観光客をもてなす体制を構築しようと、官民で立ち上げた。今回の認定制度は、同市民会議企画運営部会(部会長・白崎好行酒田商工会議所専務、部会員9人)の推薦に基づき、会長が認定。市の観光や交流、PRなどの活動に経費面で助成するなど、支援していく。

 酒田舞娘は、酒田が北前船でにぎわったころの料亭文化を復活させ地域振興に役立てようと、地元の経済人が中心になり1990年、舞娘を育て派遣する会社「港都振興」を設立してスタート。2000年には食肉・外食の平田牧場(本社・酒田市)が事業を継承し、舞娘茶屋相馬樓・竹久夢二美術館(同市日吉町一丁目)を拠点に活動。クルーズ船寄港時の歓迎イベントをはじめ、今年2月には市の使節団としてロシア・サンクトペテルブルクに行き、エルミタージュ美術館で舞を披露するなど、酒田の観光のシンボルとして活躍している。今回の認定対象は舞娘5人と、歌と三味線伴奏を担当する地方(じかた)2人の計7人。

 市民会議会長の丸山市長は5日、定例記者会見の中で「認定によって、やりがいを持って次世代に継承してほしい。一層、前面に出て酒田の観光・交流に活躍してもらえるよう支援したい」と話した。

 市民会議は酒田産の杉を使った認定証を製作中で、完成次第、贈呈する。今後も年1団体程度を認定していくという。

「さかた観光交流マイスター」第1号となる酒田舞娘=今年6月、酒田港袖岡埠頭(ふとう)で行われた中型いか釣り船団出航式で
「さかた観光交流マイスター」第1号となる酒田舞娘=今年6月、酒田港袖岡埠頭(ふとう)で行われた中型いか釣り船団出航式で


2018年(平成30年) 11月7日(水)付け紙面より

スペインでの食フォーラムに参加 鶴岡の料理人2人が市役所を表敬

 鶴岡市の「ポムドテール」オーナーシェフの有坂公寿さん(36)と同市の「庄内ざっこ」料理人の齋藤翔太さん(35)が6日、鶴岡市を表敬訪問し、山口朗副市長に、11―13日にスペイン・バレンシア州で開催される食フォーラム「Gastoronoma」(ガストロノーマ)で料理を提供することを報告した。

 本年度創設した鶴岡市料理人研修派遣制度を活用。世界のユネスコ創造都市などから交流やイベントへの招待があった場合、市内の料理人を派遣し、海外シェフとの交流を通じて知識・技術の向上を図ることが狙い。同制度の活用は2例目となる。

 ガストロノーマでは11、13の両日料理を披露する。提供する料理は有坂さんと齋藤さんが考案した「鶴岡産新米つや姫とフォアグラのかつおだし茶漬け」。土鍋で炊いた新米のつや姫に、照り焼きしたフォアグラを載せた料理で、かつおだしをかけたりトッピングした「しょうゆの実」を溶かしたりと3つの味の変化を楽しむことができる。

 山口副市長は「市の代表として腕前を披露して。鶴岡をPRする料理人として頼もしく思う。活躍を期待する」と2人を激励。有坂さんは「庄内にはおいしいコメやそれに合う豊富な食べ物がある。鶴岡・庄内に来ないと食べられない味で魅力をPRしたい」、齋藤さんは「バレンシアも米文化だが、使い方はまったく違う。炊きたての食感、コメ本来のおいしさ、だしのうま味など日本の味を伝えたい」とそれぞれ話していた。

有坂さん(右)と齋藤さんがガストロノーマ参加を報告
有坂さん(右)と齋藤さんがガストロノーマ参加を報告



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