2018年(平成30年) 11月6日(火)付紙面より
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アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2018東北大会が4日、鶴岡市藤島体育館で開かれた。高専生チームが製作したロボットで「ボトルフリップ」に挑戦し、全国大会出場を目指した。
鶴岡高専など東北6校から計14チームが出場。競技課題「ボトルフリップ・カフェ」は、カフェ(競技フィールド)にある8つのテーブルに、ロボットがペットボトルを投げて立てる数を競う内容。1チーム3人が遠隔操作の「手動」と、自律して動く「自動」のロボット2台を駆使し、2分間で立てた数などの合計点で競った。
予選リーグと決勝トーナメントが行われ、各校の応援団が熱戦を見守った。ロボットから同時に2本、3本と発射するものや連射タイプなど、各チームのアイデアロボットが次々登場し、選手や応援団はボトルの行方に一喜一憂した。中には、8テーブル全てにボトルを立て、さらに高さ2・4メートル、直径30センチの高得点の難関テーブルに次々とボトルを立てるチームもあり、高専生の技術の高さを示した。
優勝チームと審査員推薦の2チームの計3チームが25日に東京・両国国技館で開催される全国大会に出場する。
2018年(平成30年) 11月6日(火)付紙面より
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酒田市在住の将棋のプロ棋士・阿部健治郎七段(29)を迎え、講話や指導対局などを行うイベントが3、4の2日間、三川町の町民体育館で開かれ、庄内一円から集まった大勢の将棋ファンでにぎわった。
先月20日から今月11日まで開かれている「みかわ秋まつり」の一環で開催。秋まつりは町の芸術文化団体の代表や教育委員会などでつくる実行委員会が主催し、毎年行っている。
初日の3日、指導対局には大人から子どもまで14人が参加し、同時に対局。阿部さんが次々と打っていくと参加者も真剣な表情で一手を繰り出した。対局終了後は「守りだけでなく同時に相手を攻めて」「小さな駒で大きな駒を取られないように」「常に駒を逃がす場所を用意して」などとアドバイスを受けた。
酒田市の泉小学校4年の小野寺琉真君(10)は「自分の力を試したくて参加したけど、プロはすごく強かった。どんどん攻めてきてたくさん取られた。もっとうまくなりたい」と話していた。