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2018年(平成30年) 4月11日(水)付紙面より

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羽越本線上越新幹線 JR新潟駅の同一ホーム15日開業

 新潟市のJR新潟駅で15日に開業する上越新幹線と羽越本線の同一ホームが9日、報道関係者に公開された。在来線ホームが高架化され新幹線ホームと平面で乗り換えが可能となり、利便性が向上した。

 現在、地上を走る在来線と高架ホームに乗り入れる上越新幹線との移動には、高低差約16メートルの階段を利用しなければならない。高齢者や子ども連れ、大きな荷物を手にした帰省客や旅行者にとって、階段の上り下りは負担となっている。新幹線といなほの同一ホーム化によりスムーズに乗り換えでき、階段の上下移動が解消されるとともに、乗り換え時間も短縮できる。

 いなほが乗り入れる5番線ホームには、同一ホームとなる新幹線11番ホームとの間に柵が設けられ、乗り換え専用自動改札が2カ所設けられた。階段を上り下りすることなく、いなほと新幹線が隣同士で乗り降りできる。いなほの同一ホーム乗り換えは、運行される7往復のうち下りは6本、上りは5本となる。

 この日は高架化された在来線の2―5番ホームのほか、新たに整備した在来線の高架コンコースも公開。待合室や売店などが設けられ、各所に電光掲示板や案内表示が整備され、利用客を迎え入れる準備を整えていた。新幹線と在来線の高架ホームは3階部分、コンコースは2階部分にあり、2―3階にはエレベーターとエスカレーターも設置されている。案内した新潟市新潟駅周辺整備事務所の伊藤敏所長は「新幹線と特急いなほの乗り換えが非常に便利になる。この利便性を交流人口の拡大につなげたい」と話した。

 開業日の15日は、新潟駅でテープカットなどのセレモニーが行われる。前日の14日は、線路切り替え工事に伴い、特急いなほは上下14本のうち、上りの1、5、7号を除く11本が運休し、新潟―豊栄(新潟市)間でバス代行輸送、豊栄―酒田・秋田間で臨時快速列車が運行される。問い合わせはJR新潟支社の専用ダイヤル=電050(2016)1609=へ。

特急いなほと上越新幹線の同一ホームに設置された自動改札機=JR新潟駅
特急いなほと上越新幹線の同一ホームに設置された自動改札機=JR新潟駅

高架ホームの下の2階部分に新たに整備された在来線コンコース
高架ホームの下の2階部分に新たに整備された在来線コンコース


2018年(平成30年) 4月11日(水)付紙面より

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安全運転守って!!

 内閣府が主唱する「交通事故死ゼロを目指す日」の10日、酒田、鶴岡、庄内の3地区でそれぞれ街頭啓発活動が行われ、参加者が広く交通安全を呼び掛けた。

 統計記録が残っている1968年以降、全国で毎日、交通死亡事故が発生しているという状況の中、2007年末に閣僚会合で取りまとめられた「生活安心プロジェクト」の一つとして、交通安全に対する国民のさらなる意識向上、交通ルールの順守、交通マナーの実践を目指そうと、内閣府は翌08年に「交通事故死ゼロを目指す日」を制定。毎年4月10日、9月30日の2回、関係機関の協力を得て全国一斉に展開している。

 3地区のうち庄内地区の活動は、庄内町廻館の国道47号「舟つなぎの松」駐車帯で実施。すっきりと晴れ渡った空の下、庄内地区の交通安全協会と安全運転管理者連絡協議会、町交通安全母の会、町、庄内警察署から計約30人が参加した。

 参加者は「交通事故死ゼロを目指す日」と書かれたプラカードを手に国道沿いに立ち並んだ他、道行く車両を駐車帯に誘導し、庄内安協女性部役員手作りの啓発グッズなどをドライバーに配布。「横断歩行者を見掛けたら必ず停止を」「事故に気を付けて」などと呼び掛けた。

ドライバーに安全運転を呼び掛ける参加者たち=庄内町廻館
ドライバーに安全運転を呼び掛ける参加者たち=庄内町廻館



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