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荘内日報ニュース


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2019年(平成31年) 1月13日(日)付け紙面より

18日からホテル雅叙園東京「百段雛まつり」 酒田から雛人形や傘福出展

 本県を含む東北3県の旧家や文化施設が所蔵する雛(ひな)人形などを集めた「百段雛まつり―青森・秋田・山形ひな紀行」が、今月18日(金)から東京都目黒区の結婚式場「ホテル雅叙園東京」で開かれる。華やかな雛人形の数々がひと足早く都内に「春到来」を告げるもので、今年で10回の節目。酒田市からは2010年の第1回以来となる「加藤家の古今雛」などが出展される。

 東京に居ながら、各地に伝わる貴重な雛人形を楽しんでもらおうと、ホテル雅叙園東京を運営する「目黒雅叙園」(東京都)がケヤキの階段廊下「目黒雅叙園『百段階段』」(東京都指定有形文化財)沿いに並ぶ部屋を会場に開催している恒例の雛祭り。10年と翌11年の本県を皮切りに、これまで京、越後・信州・栃木、九州、近江・美濃・飛騨などに伝わる貴重な雛人形を紹介。雅叙園によると、9回合わせて延べ55万人余が鑑賞に訪れたという。

 今回は青森、秋田、山形3県に受け継がれてきた貴重な雛人形を紹介。普段は山居倉庫「酒田夢の倶楽『華の館ミュージアム』」(酒田市山居町一丁目)に展示されている高さ約40センチを誇る「加藤家の古今雛」を「清方の間」に、第1回から企画全体をプロデュースしている工藤幸治酒田あいおい工藤美術館長(同市芸術文化協会長)が所有する芥子(けし)雛、木目込雛、庄内姉様人形と、庄内傘福研究会(会長・工藤館長)が制作・監修した傘福26基を「漁礁の間」にそれぞれ展示。また、同市日吉町一丁目の菓子店「小松屋」の雛菓子も。本県からはこの他、河北町紅花資料館所蔵の古今雛などが並ぶ。

 11日にあいおい工藤美術館(相生町一丁目)、加藤家(緑町)などで都内に向けた搬送作業が行われ、美術品専門の運送業者が丁寧に人形を梱包(こんぽう)した。工藤館長は「山形を皮切りに始まった展示会が10回の節目を迎え、うれしい。今回も山形が誇る雛文化を広く紹介したい」と。目黒雅叙園学芸員の梶野桜さんは「雛人形に関心を持っている人は全国、全世界に数多くいる。百段階段を象徴するイベントとして末永く続けていきたい」と語った。

 百段雛まつりは18日に開幕し、3月10日(日)まで。工藤館長によると、「加藤家の古今雛」は会期終了後、同15日(金)から再び、華の館ミュージアムに展示され、市内の旧家や文化施設が所蔵する雛人形を巡るイベント「春灯し、酒田雛街道」=3月1日(金)―4月3日(水)=に花を添える。

今年の「百段雛まつり」のリーフレット。表紙を飾るのが「加藤家の古今雛」(左)搬送作業で美術品専門の運送業者が丁寧に梱包=11日午後、酒田市緑町の加藤家
今年の「百段雛まつり」のリーフレット。表紙を飾るのが「加藤家の古今雛」(左)搬送作業で美術品専門の運送業者が丁寧に梱包=11日午後、酒田市緑町の加藤家


2019年(平成31年) 1月13日(日)付け紙面より

鶴岡消防出初め式 はしご乗りや行進披露

 鶴岡市消防出初め式が12日、市役所前の県道で行われた。消防団員たちが伝統のはしご乗りや分列行進などを市民に披露し、消防人の心意気を示した。

 年頭に当たり、規律統制のある消防団員の部隊行動を広く公開することで、市民の消防に対する認識や防火への意識を高めるため市消防団(畠山健団長)が毎年この時期に実施。今年は鶴岡第1―4、藤島、羽黒、櫛引、朝日、温海の計9方面隊と女性消防隊など団員約400人、市消防本部(長谷川幸吉消防長)の職員約100人が参加した。

 この日は、市役所前の県道約170メートル区間に団員たちが整列。畠山団長が「自助、共助、公助を深く理解し、市民と共に災害に強い街づくりに励む」と開始宣言。皆川治市長が「地域防災力の中核として消防団員の果たす役割は大きい。災害現場における人命救助、捜索、避難誘導など多岐にわたる活動が求められる。市民の信頼と期待に応えるため、一層の尽力をお願いする」と訓示した。

 来賓祝辞に続き、藤島方面隊で組織するはしご乗りまとい振り隊約50人によるはしご乗り。8本のかぎで支えられた約6メートルのはしごの先で、両手を放して遠くを見る「火の見」から始まり、「邯鄲(かんたん)の夢」「肝返り」「吹き流し」などの技を次々に披露した。

 最後に各方面隊の団員と、消防車両による分列行進。堂々と行進する精鋭たちを市民は頼もしそうに見送っていた。

はしご乗りの技を次々と披露。消防人としての心意気を示した
はしご乗りの技を次々と披露。消防人としての心意気を示した



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