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2019年(令和1年) 8月2日(金)付紙面より

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鶴岡東メンバー 甲子園へ出発

 第101回全国高校野球選手権大会(6日開幕、兵庫県西宮市・阪神甲子園球場)に出場する鶴岡東のメンバーらが1日、夏の甲子園に向けて庄内空港をたった。出発式で激励を受けた選手たちが活躍を誓った。

 ロビーで行われた出発式には、東京行き第1便に搭乗する選手や野球部員、佐藤俊監督ら約40人を見送ろうと、野球部員をはじめ、学校教職員、チアダンス部、保護者ら合わせて約120人が集まった。

 齋藤哲校長は「全員野球の精神を甲子園で見せてもらいたい。憧れの舞台でぜひ頑張って」と激励。村上良一PTA会長、中島直樹文化体育後援会長、県高野連の渡部潤理事もはなむけの言葉を贈った。

 佐藤監督は「しっかり準備して体調万全で臨ませたい。暑さに負けず、鶴岡東の熱い野球を見せたい」、平山雄介主将(3年)が「自分たちの野球をし、一つでも多く勝てるよう頑張ってくる」とそれぞれ決意表明。佐藤監督、平山主将、黒坂頼亜記録員(3年)に花束が贈られた。

 一行は同日現地入りし、2日午前には甲子園練習が予定されている。3日の組み合わせ抽選会で初戦の対戦相手が決まる。
           

現地入りを前に、見送る関係者に決意を語る平山主将(手前中央)
現地入りを前に、見送る関係者に決意を語る平山主将(手前中央)


2019年(令和1年) 8月2日(金)付紙面より

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これからも「徳の交わり」を

 鹿児島市の武中学校(橋口克朗校長、生徒503人)の親善訪問団一行が1日、兄弟校の盟約を結ぶ1200キロ離れた鶴岡市の鶴岡第二中学校(碓氷勉校長、生徒453人)を訪れ、鶴岡二中体育館で歓迎交流会が開かれた。両校の校長や生徒会長が西郷隆盛(南洲)翁の「敬天愛人」の精神を受け継ぎ、今後さらに友好と絆を強め、50年、100年へと交流を継続していくことを誓い合った。

 戊辰戦争をきっかけとした薩摩藩・西郷南洲翁と庄内藩・菅臥牛(実秀)翁の「徳の交わり」を機縁に、鹿児島、鶴岡両市は1969(昭和44)年に兄弟都市の盟約を締結。その後、両校は75年に兄弟校の盟約を結んだ。鹿児島の歴史や南洲翁に深い関心を持っていた当時の鈴木正治鶴岡二中校長の働き掛けで、学区内に「西郷屋敷」がある武中との盟約が実現したもので、今年は両市の盟約締結50周年の節目を迎え、兄弟校盟約は44年目。盟約後、両校は2年ごとに交代で訪問団を派遣し合うなどして友好交流を深めている。

 歓迎交流会には、武中の橋口校長と生徒代表6人、盟約後援会員ら親善訪問団計16人が参加。鶴岡二中の全校生徒や教職員、地元の盟約後援会員の盛大な拍手に迎えられ、歓迎交流会に臨んだ。

 両校の校歌を出席者全員で斉唱した後、碓氷鶴岡二中校長が「一人一人が心に交流の種をまき、互いに兄弟都市、兄弟校のことを思いながら芽を育て、兄弟校の交流を50周年、100周年とさらに発展、継続させよう」、橋口武中校長が「庄内空港の出迎えの歓迎横断幕に涙が出そうになり、きょうの両校校歌の大合唱に胸がいっぱいになった。今も伝えられる南洲翁遺訓は鶴岡・庄内の人々の力によるもの。先人の徳の交わりをつなげていこう」と今後の交流の深化と継続を強調しあいさつした。

 三浦泰智鶴岡二中、有満くるみ武中の両校生徒会長があいさつし、互いの交流の進展と思い出づくりを誓い合い、武中生徒たちが「標高89メートルの高台にある学校からは桜島がとてもきれいに見え、一番の自慢」など学校紹介。生徒会主体の「方言クイズ」を楽しみ、友好交流を図った。

 武中親善訪問団一行は31日に来鶴して羽黒山石段登りを体験し、生徒たちはホームステイ。2日までの滞在中は致道館、致道博物館、松ケ岡開墾場、酒田市の南洲神社などを訪れる。

1200キロ離れた兄弟校の鶴岡二中を訪れ、拍手で歓迎交流会に迎えられる武中の生徒たち
1200キロ離れた兄弟校の鶴岡二中を訪れ、拍手で歓迎交流会に迎えられる武中の生徒たち



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