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2019年(令和1年) 8月6日(火)付紙面より

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1万2000発夜空彩る

 酒田港まつりのメーンイベント「酒田花火ショー」が3日夜、酒田市の最上川河川公園で開かれ、打ち上げられた約1万2000発の花火が詰め掛けた見物客を魅了した。

 今年のテーマは「ふるさとの想い出!」。午後7時半、本県出身の歌手・朝倉さやさんのカウントダウンで打ち上げが始まった。

 打ち上げ幅1000メートル超の華やかなスーパーワイド花火によるグランドオープニングをはじめ、朝倉さんのステージと花火のコラボレーション、10号(尺玉)10発の一斉打ち上げなどが次々に打ち上がった。グランドフィナーレでは、広い最上川河川公園の環境を生かし、打ち上げ展開幅約2キロの超ワイドスターマイン「大空中ナイアガラ」と、20号(2尺玉)3発の同時打ち上げで締めくくり、会場は「すごーい」など大きな歓声と拍手に包まれた。

さまざまな趣向の花火が港都の夏を彩った酒田花火ショー=3日午後8時50分ごろ
さまざまな趣向の花火が港都の夏を彩った酒田花火ショー=3日午後8時50分ごろ


2019年(令和1年) 8月6日(火)付紙面より

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千人針や出征旗、新聞記事など300点 「戦争と平和の資料展」

 戦争の悲惨さと平和の尊さを伝える「戦争と平和の資料展」が3日、鶴岡市中央公民館で始まった。出征者に祈りを込めて贈られた千人針や、出征旗、新聞記事など当時を伝える約300点が集まる。展示は9日(金)まで。

 展示は、旧鶴岡市の平和都市宣言を機に、市が1987年から毎年開催。飯ごうや軍服、配給品の衣服、手紙や絵はがきなど市内の出征者遺族らからの借用品や寄贈品を中心に、凄惨な原爆被害を伝えるパネルなどが並ぶ。

 初日の3日、特別企画として「戦争と平和を考える本の読み語りと戦争体験者の話を聞く会」を同会場で開催。約70人が来場した。市内の団体が出演し、庄内ゆかりの詩人・茨木のり子作「わたしが一番きれいだったとき」の詩の朗読、戦火に巻き込まれた少女を描いた絵本「ちいちゃんのかげおくり」の読み聞かせなどが行われた。戦争体験者の話として、東京都江戸川区からの疎開児童と生活を共にした地元在住者の講話もあった。

 同市家中新町の三浦由紀子さん(68)は、夏休みを利用してきょうだいで遊びに来ている孫の元木奏美さん(10)=仙台市立東六番丁小5年=と康耀君(7)=同小2年=と一緒に来場。展示品や戦争について祖母から教えてもらった奏美さんは「兵隊さんの夏服が長袖でびっくり。市民もたくさん犠牲になったのを知って、戦争は起きなければいいなと思った」と話していた。

展示会場では初日、反戦と平和の願いを込めて詩の朗読などが行われた
展示会場では初日、反戦と平和の願いを込めて詩の朗読などが行われた



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