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2019年(令和1年) 11月9日(土)付紙面より

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12年ぶりNB市中学生訪問団 鶴岡でホームステイや交流活動

 鶴岡市の姉妹都市・米国ニュージャージー州ニューブラウンズウィック(NB)市から中学生訪問団が6日来鶴し、11日までの滞在期間中、ホームステイや小中学校訪問といった交流活動に参加している。7日の市役所表敬訪問では、姉妹都市盟約締結60周年の交流事業実施を希望するNB市側の親書も手渡された。

 両市の交流は旧庄内藩士・高木三郎がNB市にあるラトガース大で学んだことを縁に始まり、1960年には姉妹都市盟約を締結。94年にスタートした中学生らの相互派遣は不安定な国際情勢を理由に一時途絶えた期間もあったが、2017年にNB市の訪問団を迎えた際に両市長が教育交流の再開を約束。これをきっかけに、今年3月に鶴岡市の中学生を8年ぶりに派遣、さらに今回12年ぶりとなる訪問団受け入れとなった。

 今回はNB市ミドルスクールの中学1、2年生6人と、同校教諭と同市国際交流課職員の引率2人が訪問。7日午前中に羽黒山や松ケ岡開墾場を観光した後、午後から市役所を表敬訪問。

 一行を迎えた山口朗副市長は「交流と絆のさらなる発展につながれば」と歓迎。両市の特産品などを交換し合ったほか、NB市長の親書も手渡された。ジョン・ゴメスさん(13)=2年生=は「8日の学校訪問が楽しみ。授業など両国の違いを体験したい」と話した。

姉妹都市・NB市から12年ぶりに派遣された中学生訪問団が市役所を表敬=7日
姉妹都市・NB市から12年ぶりに派遣された中学生訪問団が市役所を表敬=7日


2019年(令和1年) 11月9日(土)付紙面より

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小中学生の力作がそろう 鶴岡市中央公民館で「論語書道」作品展

 鶴岡市内の小中学生による「論語書道」の作品展が8日から市中央公民館で始まった。論語の一節を書いた力作とともに、庄内論語に学んだ旧庄内藩校致道館の教育精神を紹介している。

 致道館の教育精神や伝統文化の継承に取り組んでいる致道館文化振興会議(会長・橋本政之荘内日報社社長)が、公益信託荘内銀行ふるさと創造基金、公益信託鶴岡信用金庫学事体育振興基金の助成を受け開催。今年で22回目。小学4―6年生から427点、中学1―3年生から102点の計529点の出品があり、特別賞、金賞、銀賞、銅賞の入賞209点を含め、全作品を展示した。

 「親子で楽しむ庄内論語」の一節から、学年ごとの課題「以文会友」(小5)、「本立道而生」(小6)、「学以致其道」(中1)、「礼之用和為貴」(中3)などに小学生は楷書、中学生は草書で取り組んだ。会場には子どもたちの力作とともに、論語解説が添えられている。また、庄内論語の素読音声を流し、写真や資料で致道館と同振興会議の取り組みも紹介。中学2年の孫の作品を見に来たという祖父母は「小学1年から続けている成果が伝わる」などと話していた。

 展示は11日(月)まで。10日(日)午前10時半から、展示会場で入賞者の表彰式が行われる。

鶴岡市内の小中学生が取り組んだ論語書道作品が並んでいる
鶴岡市内の小中学生が取り組んだ論語書道作品が並んでいる



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