2019年(令和1年) 12月4日(水)付紙面より
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先月17日に天童市で行われたダンスパフォーマンス協会主催「2019全国ダンスパフォーマンスコンテスト」の東北地区最終予選で、いずれも酒田六中2年の加藤花凛さん(14)、池田愛梨さん(14)によるチーム「STAR LIGHT」が優勝し、今月下旬に横浜市で行われる全国大会への出場を決めた。2人は「これまで支えてくれた人たちに感謝の気持ちを込め、全力で踊りたい」と話し、熱のこもった練習を繰り広げている。
2人は、酒田市の「スポーツ&コミュニティ クロスライン」ダンス教室に通い、市内在住のダンス指導者・熊谷智佳子さん(Doフィットネス主宰、クロスラインダンスインストラクター)のレッスンを受けている。クロスライン内のダンスコンテストで上位入賞し、全国大会目指してチームを結成した。天童市のイオンモール天童で行われた最終予選では、「モンスター」をテーマにした妖艶なフリースタイルダンスを披露。チア、ヒップホップ、ブレイクなどあらゆるジャンルのダンスチームが出場した中高生オープン・スモール編成の部で優勝し、全国大会への出場を決めた。
ダンスを始めたきっかけについて「友人に誘われて楽しそうだったので」と口をそろえる2人は小学1年から教室に通い、熊谷さんの指導でめきめきと力を付けてきた。「幼児や小学生の憧れ的存在。2人とも性格が素直で言われたことをしっかりと受け止めることができる。常に一生懸命」と熊谷さんの評価も高い。
全国大会は22日(日)に横浜市の横浜ランドマークホールで行われる。加藤さんは「優勝を目指して大会ぎりぎりまで練習を重ねていく」、池田さんは「スキルの向上に努め、練習してきたことを全力で出し切る」と話した。
2019年(令和1年) 12月4日(水)付紙面より
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酒田市の庄内空港2階出発ロビーに「学問の神様」と称される菅原道真公を祭る太宰府天満宮(福岡県)の特大絵馬がお目見えした。間もなく本格化する受験シーズンを前に受験生を応援しようと、庄内空港ビル(山下高明社長)と全日空庄内支店(田島章人支店長)が設置したもの。受験生はじめ利用者から「願い札」を掛けてもらい、来年2月上旬に同天満宮に奉納し祈祷(きとう)してもらう。
受験や帰省目的による空港利用が増える時期に合わせ昨年から始めた。同天満宮社殿が力強い筆致で描かれた特大絵馬は縦1・2メートル、横1・8メートルのサイズ。専用の「願い札」に名前と願い事を書き入れ、絵馬裏側にあるフックに掛ける。
設置は来月24日(金)まで(予定)。同空港3階の庄内空港ビル事務所では期間中、庄内空港緩衝緑地公園内で採取した「スベランソウ」の葉を貼ったお守り、五角形の「合格鉛筆」、平田牧場庄内空港店で使用できる厚切りロース勝(カツ)膳の割引クーポンのセットを100人限定でプレゼントする。
空港内ではこのほか、クリスマスシーズンに合わせアルストロメリアやストックといった県産花卉(かき)で構成する「フラワーツリー」などの展示もスタート。クリスマスの25日(水)まで空港内を華やかに彩る。