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2019年(令和1年) 8月21日(水)付紙面より

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笹川・今野川両土地改良区 合併へ予備契約を調印

 鶴岡市の笹川土地改良区(藤浪二丁目、村上誠理事長)と今野川土地改良区(羽黒町荒川、山口三郎理事長)の合併予備契約調印式が19日、同市のグランドエル・サンで行われた。9月の両土地改良区の総代会での合併決議を経て、来年4月1日の統合を目指す。

 農業者の減少や高齢化の進展、農村集落機能の低下、農産物価格の低迷など農業経営が厳しさを増す中、環境への配慮を含めた農業水利施設の多面的維持など土地改良区が担う機能の拡充が求められている。こうした背景を基に、両土地改良区は経営基盤の強化や運営の合理化を目的に統合を判断し、2017年3月に統合整備検討委員会を設置。昨年4月には合併推進協議会を設立して統合整備計画書を取りまとめるなど準備を進めてきた。

 統合は笹川土地改良区が今野川土地改良区を吸収する形で行い、笹川が存続土地改良区となる。合併後の管理面積は2647ヘクタール、組合員794人。総代数43人で、理事9人、監事3人、職員数12人の体制とする。

 調印式には両土地改良区の役員や総代、県や市、庄内地域などの土地改良区関係者ら約100人が出席した。笹川土地改良区の村上理事長が式辞で「両土地改良区は、大規模な土地改良事業で造成された農業水利施設の維持管理の中心的役割を果たし、農業基盤の整備を図り、農業の生産性向上に取り組んできた。合併を機に、組合員の負担軽減を図り、地域農業の振興、発展に関係機関と一体となってさらに尽力し、組合員の負託に応えられるよう頑張っていきたい」と述べた。

 今野川土地改良区の山口理事長の経過報告の後、皆川治鶴岡市長を立会人に、両理事長が契約書に調印。式後は祝賀会を開いた。

 合併後、同市内の土地改良区は新生・笹川土地改良区、庄内赤川土地改良区、西郷土地改良区、因幡堰土地改良区の4組織となる。

合併予備契約書に調印し握手を交わす、左から村上理事長、立会人の皆川市長、山口理事長
合併予備契約書に調印し握手を交わす、左から村上理事長、立会人の皆川市長、山口理事長


2019年(令和1年) 8月21日(水)付紙面より

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夏の稽古の成果を披露

 庄内能楽館(酒田市、池田宏理事長)が主催した仕舞教室の受講者による修了発表会が19日、酒田市浜松町の同能楽館で行われ、幼児から一般まで約30人がひと夏の稽古の成果を披露した。

 同能楽館では、特に子どもたちから日本の伝統文化に触れてもらおうと2014年から毎年、夏休みに合わせて同教室を企画。今年は先月23日に開講し、いずれも宝生流シテ方能楽師の當山淳司さん、辰巳大二郎さん、金野泰大さんが交代で来館し指導、受講者は自ら選んだ演目の習得に取り組んできた。

 発表会では家族や能楽ファンが見守る中、宝生流第20代宗家・宝生和英さんはじめ能楽師の謡に合わせ、受講者は「高砂」「猩々」「羽衣」「鞍馬天狗」といった演目を次々と発表、演目が終わるごとに大きな拍手が送られた。

 また、番外として宝生さんが「殺生石」を披露するなどし来館者を魅了。受講者には宝生さんから修了書が贈られた。

宝生さん(左から2人目)らの謡に合わせ、舞を披露する受講者
宝生さん(左から2人目)らの謡に合わせ、舞を披露する受講者



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