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荘内日報ニュース


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2020年(令和2年) 1月14日(火)付け紙面より

鶴岡、酒田、遊佐で令和初の成人式

 「成人の日」(13日)を前に12日、鶴岡、酒田、遊佐の3市町で令和初の成人式が行われた。対象者は1999(平成11)年4月2日―2000(同12)年4月1日生まれ。各会場では色鮮やかな振り袖やはかま、スーツなどの晴れ姿の新成人が参加。新しい門出に社会の一員としての自覚を新たにした。

【鶴岡市】新成人は男性650人、女性594人の計1244人(前年比37人減)。荘銀タクト鶴岡で行われた式典には1033人(男546人、女487人)が出席した。

 市消防団「梯子(はしご)乗り纏(まとい)振り隊」による祝賀のはしご乗りや鶴岡土曜会混声合唱団による記念演奏、国歌斉唱に続き、皆川治市長は「鶴岡から世界で活用される製品が生まれ、ここにしかない文化やアイデアを求める人が訪れている。しかし地方は少子高齢化、人口減少と難しい局面。令和の時代の故郷を担う皆さんの創造的な知見と社会参画が必要となってくる」などと式辞。新成人を代表し、照井大希さん(20)=温海、会社員=のリードで市民憲章を唱和した。

 続けて小学生を代表し、大泉小5年の2人が新成人へメッセージを送った。新成人の誓いの言葉では、市消防本部の消防士、鈴木祐圭さん(20)=羽黒=が「夢や希望を抱くとともに成人としての自覚と責任を感じ、身の引き締まる思い。消防士を目指し始めた時に抱いた、誰かに必要とされる人になりたいという思いを忘れずに鶴岡の力となれるよう努力し続けていきたい」と力強く述べた。

 式典終了後は各中学校ごとに記念撮影。スマートフォンで写真撮影をしたり、久しぶりの再会を抱き合って喜ぶなどしていた。進学先の仙台市から帰省し、高校の友人と出席していた同市大塚町の白幡晃一さん(20)は「今まで親に養ってきてもらった気持ちを忘れず、今しかできない新しいことにどんどんチャレンジしていきたい」と語っていた。

【酒田市】午後1時半から希望ホールで行われた式典には、対象1093人(男533人、女560人)に対し、818人(男391人、女427人)があでやかな振り袖やスーツ姿などで出席した。うち市内在住は505人、市外在住が313人だった。

 丸山至市長は式辞で、今月4日発売の月刊誌「田舎暮らしの本」(宝島社刊)2月号の「住みたい田舎ベストランキング」で同市が人口10万人以上の部門で総合4位、「シニア世代が住みたい田舎」部門で1位になったことを紹介し、「地元で生活していると気付きにくいが、外からは酒田のまち、人、仕事は魅力あると評価されており、誇りに思っていい」とした。そして、「地元で進学・就職している人は若いエネルギーを発揮し、酒田の発展のため力を貸して。酒田を離れた人は時々、酒田を思い出し、寂しくなったり、人生に迷ったりしたら、いつでも帰ってきて」と呼び掛けた。環境大臣政務官の加藤鮎子衆院議員、小松原俊市議会議長の来賓祝辞などに続いて、新成人を代表して、佐藤康さん(20)=酒田市中野俣、消防士、小松原季莉さん(20)=同市砂越、庄内町職員=の2人が「これからの時代に大切なことは、自分の目で見て、感じて、考えること。情報をうのみにせず、自らの感覚で大切に、共に新しい時代を築いていきたい」「生まれ育った酒田が大好き。鳥海山や庄内平野など美しい景色は自分の一部になっている。今日からは一人の大人として酒田に恩返ししたい」とそれぞれ所感を述べた。

 その後、太鼓道場「風の会」による演奏、実行委員会(齋藤隆成実行委員長)による企画で交流した。

【遊佐町】新成人は男性55人、女性56人の計111人。町生涯学習センターで開かれた式典には男性49人、女性50人の計99人が出席した。

 全員で国歌を斉唱した後、時田博機町長が「郷土に誇りと愛着を持ち、さらに成長してこれからの地域社会を築く原動力になってほしい。何事にも前向きに挑戦して」と式辞を述べた。

 「成人証書」授与、芳賀道也参院議員と土門治明町議会議長の祝辞に続き、新成人を代表して渋谷涼馬さん(野沢、公務員)が「これからは社会の一員としての自覚を持ち、責任ある行動をする。仲間と共に自己研さんに努め、向上心を持ち、明るい未来に向かって歩んでいきたい。より一層の指導をお願いしたい」と謝辞を述べた。

 その後、実行委員会(狩野大樹委員長)が制作した小中学校時代を振り返るスライドショーを上映。終了後は同町のパレス舞鶴に移動、実行委主催「二十歳のつどい」が開かれ、軽食を味わったり、各種ゲームを楽しみながら旧交を温めていた。

成人式の様子(上=鶴岡市、中=酒田市、下=遊佐町)
成人式の様子(上=鶴岡市、中=酒田市、下=遊佐町)


2020年(令和2年) 1月14日(火)付け紙面より

子どもたちの健康願う「やや祭り」 庄内町千河原

 子どもたちの健康を願う庄内町千河原の伝統行事「やや祭り」が12日、同地区の八幡神社で行われた。過去60年ないという穏やかな天候の中、上半身裸の少年たちが肩口から冷水を浴びた。

 やや祭りは、安産の神様を祭る同神社の歳越祭の異称。弥生時代に在位した第15代応神天皇の皇子・大山守命(おおやまもりのみこと)が悪臣に追われたところを千河原の妊婦にかくまってもらい、「私は死んでも神となっておまえたちの身を守る。難産のときは私の名を唱えよ」と言い残した伝説が祭りの起源とされる。現在は、地元住民でつくる千河原部落会(阿部司会長)が主体となって続けている。

 今年は、「生まれて61年になるが祭りで雪がないのは初めて」(阿部会長)という。6歳児から中学1年生までの同地区の内孫や外孫の男子8人が参加した。

 頭には白い鉢巻きをかぶり腰にはさらしに腰みの、足にはわらじといった装いの少年たちは、呼び出しに応じて特設舞台に登壇。会場に詰め掛けた住民やアマチュアカメラマンの注目を一身に集めながら、両肩口から浴びせられる冷水を堂々と耐えていた。

 佐藤志軌君(6)=庄内町余目=は、はとこの勇姿に触発されて今回初参加し、「冷たかったです」。子どもの頃に参加の機会があったものの、経験せずじまいだったという父の克則さん(40)は「よくやった」と息子以上に誇らしげだった。

冷水に耐える子どもたちに多くの声援が送られた
冷水に耐える子どもたちに多くの声援が送られた



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