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2021年(令和3年) 5月1日(土)付紙面より

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「湯殿山御沢仏御尊像参拝」始まる(出羽三山丑歳御縁年記念) 羽黒山頂・歴史博物館で21体公開

 12年に1度の出羽三山丑歳(うしどし)御縁年を記念した「湯殿山御沢仏(おさわぶつ)御尊像参拝」が、羽黒山頂の出羽三山神社歴史博物館で始まった。

 湯殿山御沢仏は、出羽三山の羽黒修験と関わりを持つ白鷹町の寺院「塩田行屋(しおたぎょうや)」に安置されているものを借りた。煩悩を焼き尽くす「劍(つるぎ)の権現(ごんげん)」、不老長寿を与える「仙人権現」、現在、過去、未来を超えて救済する「熊野権現」など21体を一堂に集めて公開している。これらの仏像は、台座から見つかった「銘文」から山形市で活動していた仏師・新海宗慶(1846―99)が明治時代に制作したことが分かった。

 館内では、照明を落とした中で湯殿山の大自然を神格化した御沢仏を置き、一度死んで母親の胎内で命を宿し、そして生まれ変わる湯殿山信仰の一端に触れられるようにしてある。

 参拝料は中学生以上500円。期間は11月23日(火)まで。問い合わせは出羽三山神社=電0235(62)2356=へ。

死者が仏に守られ母の胎内に宿るという「体内権現」について説明する博物館学芸員の渡部幸さん
死者が仏に守られ母の胎内に宿るという「体内権現」について説明する博物館学芸員の渡部幸さん


2021年(令和3年) 5月1日(土)付紙面より

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カタクリ今、見頃(鶴岡市下田沢)

 鶴岡市下田沢の「かたくり園」で、カタクリが見頃を迎えた。

 カタクリはユリ科の多年草。山地に群生し、4月の中下旬に花を咲かせる。種子で繁殖するが、発芽してから開花するまで7、8年かかることから「春のはかない命」ともいわれる。かつて、球根から片栗粉が作られていた。県内で有数の広さを誇る下田沢のかたくり園は、例年4月下旬から5月中旬にかけて見頃となる。

 地元の人によると、今年はいつもの年より1週間ほど早め。気温が上がると同時に今月20日ごろから一気に咲き始め、辺り一面、紫色の花びらを広げている。

 今年も、月山あさひ振興公社ではカタクリをテーマにした写真コンテストを行う。集まった作品を審査し最優秀賞(1万円)や優秀賞(5000円)などを選んで表彰する。作品は5月15日(土)から道の駅月山あさひ博物村・文化創造館で展示する。作品の締め切りは5月8日(土)。問い合わせは月山あさひ振興公社=電0235(53)3411=へ。

雨にぬれたカタクリ=29日、下田沢かたくり園
雨にぬれたカタクリ=29日、下田沢かたくり園



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