2021年(令和3年) 7月22日(木)付紙面より
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鶴岡市は21日、新型コロナウイルス感染症の影響で売上が減少した市内の小規模事業者の経営継続に向けた支援金支給の申請受け付けを始めた。従業員数20人以下の法人・個人が対象で、事業収入に応じて1事業者当たり20万円または10万円を支給する。申請から事業者への支援金振り込みまでは4週間程度を見込んでいる。申請期限は10月29日。
市独自の支援制度で、今年1―3月の売上をベースに7月末まで申請を受け付けた支援事業を引き継ぐもので、2回目となる。今回は事業収入要件を緩和し、10万円支給枠を新設した。
対象は市内に事業所を有する法人・個人で▽商業・サービス業は常時使用する従業員数が5人以下(このうち宿泊業、娯楽業は20人以下)▽製造業やその他の業種は20人以下―の事業者。
支援金の交付要件は12020年または19年の4―6月のいずれか1カ月の事業収入が10万円以上ある221年4―6月のいずれか1カ月の事業収入が前年または前々年同月と比べ30%以上減少した月がある3個人事業主は事業収入が給与収入を上回っている4交付申請の時点で今後も事業を継続する5国が提唱する「新しい生活様式」を実践する―の5つに該当する事業者。支援金額は1の要件で事業収入20万円以上が20万円、20万円未満10万円以上が10万円となる。市は飲食店を中心に小売業や製造業など約2000事業所からの申請を見込んでいる。
申請は原則として郵送で受け付ける。問い合わせは市小規模事業者経営継続支援事務室=電0235(29)2715=へ。
2021年(令和3年) 7月22日(木)付紙面より
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鶴岡市の湯野浜海水浴場で21日、海開きが行われた。近くの湯野浜小学校の子どもたちが初泳ぎし=写真、海水浴シーズンの訪れを告げた。
式典では湯野浜観光協会の筒井重浩会長が「県内最大級の海水浴場として『好き』『良かった』と言ってもらえるよう皆さんと力を合わせていきたい」とあいさつした。
善寳寺の僧侶が開設期間中の安全を祈願した後、ひばり保育園の年長組の園児11人が遊戯を披露。湯野浜小の全校児童109人が元気よく海に入り水しぶきを上げた。この日、鶴岡市の正午までの最高気温は31・7度。夏の日差しが照りつく暑さとなり、子どもたちは「めっちゃ気持ちいい」「しょっぱい」と言いながら海開きを楽しんでいた。
同海水浴場の開設期間は8月22日まで。7月22日からは湯野浜温泉ミニ花火大会が始まる。打ち上げ時間は各日とも午後8時半から10分程度。打ち上げ日などに関する問い合わせは湯野浜観光協会=電0235(75)2258=へ。