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2022年(令和4年) 5月15日(日)付紙面より

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陸羽西線 バス代行輸送開始 国道47号「高屋トンネル」工事に伴い

 JR東日本は国道47号「高屋トンネル(仮称)」の工事のため、約2年間運休となる陸羽西線の列車運転取り止めを受けて14日、新庄―酒田間のバス代行輸送を開始した。利用者や自治体関係者からは「廃線につながる動きではないと聞いているが、今後どうなるのか」など心配の声が聞かれた。

 高屋トンネルは、地域高規格道路・新庄酒田道路の一部となる「高屋道路」として整備される。国土交通省とJR東日本は今年2月、2024年度に開通予定の同トンネル建設について、交差する鉄道トンネルの補強などが必要として、24年度中までの陸羽西線の列車運行の取り止めを決定した。バス代行輸送は列車の運転取り止めに伴う措置で、上り10便、下り13便を運行している。

 バス代行輸送初日のこの日、JR余目駅前の代行バス乗り場には、午前7時から5―10分間隔で上下3本の「酒田行き」「代行バス」などのプレートを付けた民間会社の大型バスが到着し、地区住民ら複数人が乗車していた。利用者の一人で酒田市の高校に通う女子生徒は「バスだといつもより10分くらい早く家を出る必要がある。まだ体験していないが、冬場が心配」などと話していた。

 庄内町企画情報課企画調整係は「JR東日本側からは運休を機に廃線とすることはないと聞いているが、新庄方面と鉄道でつながっていることは観光面でも重要。再開した後、関係する自治体と協力して利用促進をPRしていきたい」とし、JR東日本仙台支社では「地元の心配の声は承知している。今回の代行バスの措置はあくまで工事を受けてのもの。バス代行についてご理解とご協力をお願いしたい」と話した。

陸羽西線の列車運転取り止めを受け、バス代行輸送が始まった=14日午前7時ごろ、JR余目駅前
陸羽西線の列車運転取り止めを受け、バス代行輸送が始まった=14日午前7時ごろ、JR余目駅前


2022年(令和4年) 5月15日(日)付紙面より

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アランマーレ新体制へ バレーボールV2女子

 バレーボールのVリーグ女子2部(V2女子)に所属する酒田市のプレステージ・インターナショナルアランマーレは13日、同市のガーデンパレスみずほで新体制発表会見を開き、北原勉監督、新主将の木村友里選手(26)=背番号3、アウトサイドヒッター=らが2022―23シーズンへの意気込みを語った。

 2021―22V2女子は新型コロナウイルス感染拡大の影響で当初予定していた90試合中、30試合が中止になった。チームで試合数にばらつきがあることから、「緊急時対策規定」に基づいて順位決定方法を「勝ち数」から「勝率の高いチームを上位とする」ことになった。

 アランマーレはレギュラーシーズンで18戦し13勝5敗の勝率7割2分2厘をマーク。群馬銀行(勝率9割4分1厘)、ルートインホテルズ(同8割7分5厘)に次いで3位となり、V1との入れ替え戦進出を懸けてファイナルステージに挑んだものの、新型コロナ感染の主力選手らを欠いたこともあり、ここでも3位となり進出を逃した。

 この日はパートナーミーティング「シーズンリーグ報告会」に先立ち会見。北原監督は「自分の中で昇格するためにはこういうプレーが必要という考えや思いがある。それを求めていきたい」と。そして「昨季は『超攻撃型』を掲げたが、今季は『超々攻撃型』をモットーに頑張っていく。昨季のファイナルステージを経て昇格は夢物語ではなくなった。着実に一つ一つ勝ち進みたい」と述べた。

 「表には出さないが、誰よりも負けたくないという思いが強いことから声を掛けた」(北原監督)と新主将に任命された木村選手は「苦しい時に背中を押してくれる地元ファンの皆さんに恩返しがしたい。一緒に昇格の喜びを味わうため全力でプレーする」と抱負を述べた。

アランマーレの2022―23シーズンがスタート。記念写真に納まる全選手
アランマーレの2022―23シーズンがスタート。記念写真に納まる全選手



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