2022年(令和4年) 5月12日(木)付紙面より
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鶴岡市で8月に開催されている赤川花火大会について、大会実行委員会は10日、今年は「赤川花火プレゼンツ2022」として、8月20日(土)に開催することを明らかにした。16日に実行委が会見し、大会の詳細を発表する。
赤川花火大会は鶴岡青年会議所を中心にした実行委員会が主催し、1991年に始まった。2020年は新型コロナウイルス感染症の拡大で中止され、21年は7月23日から8月21日まで30日間、市民のメッセージを添えて赤川河川敷か羽黒町松ケ岡のいずれかで連日約30発を打ち上げ、観覧席は設けない形で実施した。
今年は新型コロナ感染防止対策を考慮し、開催時間や打ち上げ数をある程度制限しつつ、例年通り観覧席を設けて開催する方向で検討している。
2022年(令和4年) 5月12日(木)付紙面より
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鶴岡市下川の善寳寺で11日、五十嵐卓三氏(92)の退任を受け第43世住職に就任した水口道雄氏(74)の入山式が行われた。同寺の本尊に就任を報告し、僧侶らに「気持ちを新たに、この歴史ある寺を守っていく」と抱負を語った。
水口氏は、1971年から善寳寺に奉職し、寺務統括の監寺(かんす)などの要職を歴任。直前まで同市陽光町にある光学寺の住職を務めていた。五十嵐前住職が高齢となり、先月24日に善寳寺の新住職に就任した。
この日、水口氏は午前9時から僧侶3人とともに善寳寺の山門を出発、本堂へ入堂した。曹洞宗県第三宗務所所長・阿部龍男老師から辞令を受け取った後、龍王尊に参拝。僧侶約40人とともに般若心経を唱え、善寳寺の安泰と世界の平和を祈った。
水口氏は「誠心誠意尽くし、時代に合った寺として大切に守っていく。コロナ禍が続くが、皆さんの大きな力で乗り越えていきたい」と力強く抱負を語った。