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荘内日報ニュース


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2022年(令和4年) 6月25日(土)付紙面より

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夏の高校野球 山形大会 夏の甲子園目指し43チーム激突

7月8日開幕
3年ぶり開会式
鶴南・田村主将が選手宣誓

 夏の甲子園を目指す第104回全国高校野球選手権山形大会の組み合わせ抽選会が23日、山形市の山形テルサで行われ、対戦カードが決まった。コロナ禍の影響で一昨年、昨年とも実施しなかった開会式が3年ぶりに行われ、鶴岡南の田村奏人主将(3年)が選手宣誓を務める。今大会は46校43チーム(4校連合が1チーム)が出場。来月8日に開幕し、県内5会場で熱戦が繰り広げられる。開会式は8日午前10時半から、決勝は24日午後1時から、いずれも中山町の荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた(県野球場)で行われる。

 抽選会には参加各校の主将と野球部長が出席。今年の春季県大会を制した羽黒を第1シードに、同大会4強入りの酒田南、山形中央、日大山形に加え、昨秋以降の公式戦成績に基づいて鶴岡東、新庄東、山形学院、山形城北の計8校をシードした後、残りの各校が次々とくじを引いて対戦相手が決まった。

 今大会は、春の県大会を制した羽黒や同大会準優勝の酒田南を軸に、実力が伯仲したチームが多く混戦が予想される。昨秋の県大会で準優勝した鶴岡東も虎視眈々(たんたん)と巻き返しを図る。

 庄内勢は10校が出場。第1シードの羽黒の初戦は2回戦で長井工業と対戦する。同じブロックに入った鶴岡高専は1回戦で米沢東と激突。鶴岡東は2回戦で上山明新館と対戦し、順当に勝ち上がれば準々決勝で羽黒とぶつかる。鶴岡工業は1回戦で長井と当たり、酒田光陵と酒田東が1回戦で酒田勢同士の戦いとなる。酒田南は2回戦で4校(新庄南、北村山、谷地、天童)連合と対戦。酒田西の初戦も2回戦で山形城北と激突する。鶴岡南は寒河江工業と、鶴岡中央は左沢とそれぞれ1回戦で対戦する。

 第1シードに入った羽黒の鈴木響太主将(3年)は「相手がどこというのは関係ない。部員60人が覚悟と自覚を持ち、全員で勝負に臨む。目標はもちろん優勝」と話した。また、選手宣誓を務める鶴岡南の田村主将は「3年ぶりの開会式で大役を任されたのは光栄だが、今から緊張している。3年生にとっては最後の夏。各チームの勝利に向けた熱い思いを代表して宣誓したい」と語った。

 各球場はマスク着用や声援なしなどの新型コロナ感染拡大防止対策の上、一般を含む有観客で行われる。

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2022年(令和4年) 6月25日(土)付紙面より

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小川選手(羽黒高2年バスケ部)U16アジア選手権で活躍

 羽黒高校男子バスケットボール部2年、小川瑛次郎選手(16)が、カタールで行われたバスケットボール「U16アジア選手権」(12―19日)で、日本代表を史上初の準優勝へ導く活躍を見せた。日本代表は7月にスペインで開かれるU17W杯に出場する。小川選手は23日、荘内日報の取材に、「全力を尽くしてベスト4入りを目指したい」と決意を語った。

 アジア選手権では、持ち味のスリーポイントシュートでチームをけん引。8年ぶり2回目のU17W杯出場を決めた準々決勝のインド戦では、スリーポイントシュートを5本成功させるなど、計21得点を上げ、勝利に貢献。決勝までの全5試合でチーム2位の計62得点を記録した。

 小川選手の活躍を見守った同校バスケットボール部の齋藤仁監督は「大会前に『空いたらどんどんシュートを打て』とアドバイスしていた。彼は物おじせず、どんな試合でも力を発揮できる選手。勝利に貢献してくれた」と称賛した。初の国際舞台だった小川選手は「自分のストロングポイントであるシュートを多く決めることができた。W杯ではアジアよりも強い国との対戦が待っている。挑戦する気持ちで思いっ切りプレーし、ベスト4入りを目指したい」と力強く語った。

 U17W杯は7月2―10日、日本は予選でドミニカ、スペイン、リトアニアと対戦。

 小川選手は秋田市の城南中出身。身長は187センチ。ポジションはシューティングガード。羽黒高では1年生から頭角を現し、昨年の全国大会出場への原動力となった。

男子日本代表の主力としてU17W杯に出場する小川選手=23日、羽黒高校
男子日本代表の主力としてU17W杯に出場する小川選手=23日、羽黒高校



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