2023年(令和5年) 4月9日(日)付紙面より
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国際ソロプチミスト鶴岡(SI、浅賀千春会長、会員18人)の認証35周年記念式典が8日、鶴岡市の東京第一ホテル鶴岡で開かれた。県内をはじめ北見、帯広、盛岡、横手の各ソロプチミスト会員ら関係者合わせて約80人が出席。今後も女性の目線で社会に奉仕していくことを誓った。
国際ソロプチミストは1921年、女性で組織する奉仕団体として米国・オークランドで創設された。国内では60(昭和35)年、ソロプチミストクラブが東京に誕生したのが最初。鶴岡は88年に認証創設して以来、高齢者や障害者の援助、青少年の育成、環境保護、国際親善活動を繰り広げてきた。お茶会や社交ダンスといったチャリティーを通じて収益金を各団体に寄付している。
式典では浅賀会長が「当会が誕生し35周年を迎えることができた。この3年間はコロナ禍で思うような活動ができなかったが、今後も『奉仕の尊さ』を胸に刻み地域に根差した活動を続けていきたい」とあいさつした。35周年を記念し鶴岡市の藤島体育館に「屋外型太陽光発電式電波時計モニュメント」1基を寄贈。来賓として出席した皆川治鶴岡市長に目録を手渡した。席上、国際ソロプチミストアメリカ日本北リジョンの上野裕子ガバナーが35周年の記念盾を浅賀会長に贈呈した。
国際ソロプチミスト鶴岡では今後もチャリティーゴルフの開催や鶴岡市社会福祉協議会へ奉仕金を贈る活動などを継続する。