2021年(令和3年) 5月2日(日)付紙面より
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酒田市升田の名瀑「玉簾(たますだれ)の滝」で、恒例のライトアップが行われ、幻想的な世界が行楽客たちを楽しませている。
玉簾の滝は落差63メートル、幅5メートルで落ち口から滝つぼまで垂直に落ちる「直瀑」としては県内随一の規模を誇る。ライトアップは地元の升田自治会(高橋隆寛会長)が毎年この時期とお盆に行っており今回、水銀灯からLED(発光ダイオード)に変更、より明るく鮮明になった。
緑色の深海に潜り込んだような幻想的な雰囲気の中、雨で水量を増した滝は圧巻。行楽客は滝つぼ近くまで足を運んでいた。同自治会の池田善幸さん(68)は「導線も重ならないよう配慮しているので、ぜひ見に来て」と話した。点灯は5月9日(日)までで、時間は日没から午後9時まで。