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2022年(令和4年) 10月1日(土)付紙面より

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道路ネットワークを生かすために 戸沢村・庄内町連携フォーラム 新庄酒田線の早期整備訴える

 酒田市と新庄市を結ぶ地域高規格道路・新庄酒田線の早期整備を目指す「戸沢村・庄内町地域連携フォーラム」が29日、庄内町の響ホールで開かれ、関係者らが整備促進の必要性を訴えた。

 新庄酒田道路は国道47号に沿うように走る延長約キロキロの高規格道。2018年7月に「新庄古口道路」の戸沢村津谷―古口間が開通するなど、全体の約4割が供用済区間。事業化区間で調査・設計が進められている。

 フォーラムは両町村の商工会、観光協会、住民自治組織、農協、青年会議所などが実行委員会(委員長・工藤隆庄内町商工会長)を組織して実施した。毎年行われていたが、近年コロナ禍で中止されており、今回は3年ぶりの開催で11回目。

 この日は両町村の関係者ら約250人が出席。国土交通省東北地方整備局の橋本裕樹山形河川国道事務所長と高野明酒田河川国道事務所長が「河川国道事務所の事業概要」と題してそれぞれ講演。講演後、富樫透庄内町長が「日沿道などの整備が進んでおり、地域連携の面からも新庄酒田道路の必要性が高まっている」、渡部秀勝戸沢村長が「われわれ住民の熱い思いを国に届け、一日も早く完成させるため頑張っていこう」とそれぞれあいさつした。

 続いて、庄内町地域おこし協力隊の玉越宏さん(清川地区担当)と、今年8月に行われた「しょうない氣龍祭」でコアメンバーとして活躍した元地域おこし協力隊の國本美鈴さんがそれぞれ意見発表。

 提言では、新庄酒田道路は広域的な道路ネットワークを最大限に生かすためにも未事業化区間を含め全線の開通が急務であるとし、地域経済好循環のための道路ネットワークの整備促進と予算拡大、高規格道路と一般国道の事業促進、道路ストックの老朽化対策と災害対策の充実などを強く訴えた。

新庄酒田道路の早期整備を目指す地域連携フォーラムが開かれた
新庄酒田道路の早期整備を目指す地域連携フォーラムが開かれた


2022年(令和4年) 10月1日(土)付紙面より

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柏戸記念館土俵で初の学童大会 15日 市内の男子小学生対象

 横綱柏戸記念学童相撲大会が10月15日(土)、鶴岡市三千刈の同記念館土俵で行われる。主催・横綱柏戸記念館活性化推進委員会、共催・鶴岡市。2004年開館の記念館の活性化策が検討され「せっかくある稽古土俵を活用し、相撲大会を開いてみては?」の声が上がり、鶴岡相撲連盟などの協力を得て、初開催の運びとなった。

 参加資格は鶴岡市内の小学校に在籍する男子児童で参加費無料。4年生以下の部、5年生の部、6年生の部の3クラスで実施される。各クラス3位までメダルと賞状が贈られる。参加賞として、くしびき温泉ゆ?Townの入浴券など。参加申し込みの締め切りは5日。

 同記念館の稽古土俵は横綱柏戸が引退後創設した鏡山部屋の稽古場がそのまま移築されたもの。これまでは展示専門だったが、今回土俵を掘り起こし、大会に利用できるよう整備し直した。

 同じく移築された上がり座敷がそのまま観客席として利用できる。コロナ禍のため最近3年間、小学生年代の各種スポーツ大会は中止されることが多く、復活できないままの大会もある。それだけに郷土の横綱の名前を冠した新しいスポーツ大会の創設は意義深い。記念館とゆ?Townは隣接しており、主催者側は将来的に櫛引の特産品市場のようなイベントを同時開催することなども思い描いている。出場問い合わせは鶴岡市櫛引庁舎産業建設課内・同活性化推進委員会事務局=電0235(57)2110=へ。

相撲部屋の本式稽古場で学童相撲大会が開かれる
相撲部屋の本式稽古場で学童相撲大会が開かれる



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