2024年11月29日 金曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2022年(令和4年) 10月4日(火)付紙面より

ツイート

鶴岡市市制行17周年記念式典 市勢発展へ決意

 鶴岡市の市制施行17周年記念式典が1日、同市の東京第一ホテル鶴岡で開かれ、市内の各界の代表ら約200人が出席し、市勢発展への決意を新たにした。席上、地方自治や産業経済、社会福祉などの分野で顕著な功績のあった市政功労者10人が表彰された。

 2005年10月1日に鶴岡、藤島、羽黒、櫛引、朝日、温海の旧6市町村が合併し新鶴岡市が誕生したことを記念するもの。式典では、市民憲章を唱和し、皆川治市長が「合併して17年。各地域がその特性を最大限に生かし、第2次総合計画に基づく創造と伝統のまちづくりとともに、多様性が発揮される取り組みを推進していく」と式辞を述べた。

 市表彰条例に基づく市政功労者として、地方自治功労で前市長の榎本政規氏(鶴岡市少連寺)、前市議の中澤洋氏(日吉町)、元市議会議長の佐藤文一氏(越中山)、元市議会議長の齋藤久氏(宝徳)、前市議の加賀山茂氏(播磨)の5人、文化功労で市芸術文化協会長の東山昭子氏(大宝寺町)の1人、社会福祉・市民生活功労で前市町内会連合会長の山田登氏(桜新町)、前市公民館連絡協議会長の須藤賢三氏(美原町)、市障害者施策推進協議会長の櫻井好和氏(上畑町)、市民生児童委員協議会連合会長の板垣壯典氏(宝町)の4人の計10人に、皆川市長から表彰状が手渡された。

 来賓の芳賀道也参院議員、吉村美栄子知事(代理・高橋正美県庄内総合支庁長)が祝辞を述べ、祝賀会では温海嶽熊野神社獅子舞が上演された。

記念式典で市政功労者を表彰し功績をたたえた
記念式典で市政功労者を表彰し功績をたたえた


2022年(令和4年) 10月4日(火)付紙面より

ツイート

本番さながら避難・救助活動 鶴岡市総合防災訓練 朝日地域で地震発生想定

 本年度の鶴岡市総合防災訓練が2日、同市朝日地域で行われた。「庄内南部を震源とするマグニチュード6・9の地震が発生」といった想定で、小学生を含む地元住民など約600人が参加。避難や土砂災害救出救助、放水など各種訓練が繰り広げられた。

 鶴岡市は防災活動の円滑化、関係機関相互の協力体制強化、地域住民の防災意識高揚などを目的に、毎年秋に大規模災害発生を想定した総合的な防災訓練を実施している。昨年はコロナ禍で中止となり、2年ぶりの開催となった。

 今回はあさひ小学校(小澤敏一校長、児童121人)を主会場に、周辺の市朝日庁舎や朝日中央コミュニティセンターで訓練が行われ、朝日地域の約20自治会、あさひ小の全校児童と教員、市や防災関係機関などが参加した。

 訓練は「2日午前8時、庄内平野東縁断層帯の庄内南部を震源とするマグニチュード6・9の地震が発生。朝日庁舎の震度計は震度6強を記録した。この地震の影響で、朝日地区では人的被害、家屋破損、土砂災害などが数カ所発生」といった想定で行われた。災害発生後、災害対策本部を仮想設置し、朝日地区の住民の避難訓練や朝日庁舎の防災無線訓練などが繰り広げられた。

 このうち土砂災害救出救助訓練では、鶴岡市消防本部の救助隊が倒木などで車両に閉じ込められた負傷者を救出。チェーンソーで木を切断し、車両のドアやフロントガラスを除去して救出スペースを確保するなど、本番さながらの迅速な動きを見せていた。

 また、あさひ小の児童たちは災害発生を知らせる非常ベルと避難誘導の校内放送を受け、学年ごとにグラウンドへ避難。その後、同小周辺に設置した各ブースで、災害時に活躍する自衛隊の特殊車両や震度7の揺れを体験できる起震車への乗車のほか、小型ポンプからの放水などを体験した。

 1年生の小林美緒さん(6)は「自衛隊の高機動車に乗せてもらった。運転席にヘルメットやリュックがあって災害が起こった時に活躍することが分かった」と話していた。

あさひ小の児童たちが避難訓練に臨んだ
あさひ小の児童たちが避難訓練に臨んだ

鶴岡市消防本部の救助隊が倒木などの下敷きになった車両からけが人を救出する訓練を展開した
鶴岡市消防本部の救助隊が倒木などの下敷きになった車両からけが人を救出する訓練を展開した



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field