2022年(令和4年) 4月24日(日)付紙面より
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酒井家庄内入部400年記念の特別企画「鹿児島フェア」が23日、鶴岡市の庄内観光物産館で始まった。
同市が兄弟都市の盟約を結んでいる鹿児島市を中心にした28社の150種を超える鹿児島県内の特産品や食べ物の“うまかもん”が勢ぞろいし、初日から多くの市民が訪れ、お気に入りの品を買い求めていた。庄交コーポレーション(國井英夫社長)、鶴岡信用金庫(佐藤祐司理事長)、鹿児島相互信用金庫(永倉悦雄理事長)が共催。両信金は戊辰戦争150年の2018年に連携協定を結び、共同商品開発や旅行企画などで交流しており、今回のフェア開催につながった。
開始を前にセレモニーがあり、國井社長が「関係者の皆さんの交流に寄せる熱い思いで実現した」、佐藤理事長は「鹿児島の『うまかもん』を通して鹿児島と鶴岡の徳の交わりを深めたい」、永倉理事長は「鶴岡の皆さんの鹿児島に寄せる強い思いを感じる」、来賓の皆川治市長が「さらに絆を深めたい」とあいさつ。テープカットでフェア開幕を祝った。
同物産館1階特設会場で、テレビで話題となった焼き干し芋、名産の黒豚を使ったギョーザやウインナー、霧島茶、かるかん、芋焼酎、さつま揚げ、アイス「南国白くま」などを販売。2階飲食会場ではみよし家の「元祖・鹿児島ラーメン」、万のせの「うなぎ蒸しおむすび」が販売されている。フェアは5月1日(日)まで。
2022年(令和4年) 4月24日(日)付紙面より
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鶴岡市由良の「海洋釣り堀」が23日、今シーズンの営業を開始した。家族連れや若者グループが足を運び、ギンザケを釣り上げ歓声を上げていた。
初日はギンザケ4000匹程度が放流され“入れ食い状態”に。初めて釣りをする子どもに餌の付け方を教える家族や、釣った魚の数を競い合う子供たちの兄弟もいた。山形市から幼児連れで訪れた30代の父親は「子どもでも釣れてよかった。あいにくの雨だが来てよかった」と話した。
釣り堀を運営する由良自治会活性化委員会の遠藤米太郎会長は「子どもでも釣るのが簡単なギンザケを放流した。昨年より量も多く、初めての人も気軽に来てほしい」と話した。
今シーズンは10月16日まで土日祝日を中心に営業。29日―5月8日の大型連休期間と由良海水浴場開設期間中は休まず営業する。時間は午前9時から午後5時まで。入場料は高校生以上1200円、中学生以下600円、入場のみ1000円。問い合わせは同釣り堀=電0235(73)2666=へ。