2012年(平成24年) 7月22日(日)付紙面より
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全国高校総合体育大会「2012北信越かがやき総体」(インターハイ、7月28日―8月20日、新潟、富山、石川、福井、長野の北信越5県)と全国高校定時制・通信制体育大会(8月、東京都内など)に出場する鶴岡田川地区の選手激励会が20日、鶴岡市小真木原総合体育館で行われた。大会を直前に控えた選手たちが勝ちどき三唱で士気を高めた。
本年度は鶴岡田川地区からインターハイ13競技に9校118人、全国定通大会3競技に2校12人の監督・選手が参加する。
激励会には選手と監督、主催の鶴岡市体育協会役員、各校の校長や教頭など来賓合わせて約110人が出席。はじめに市体協の稲泉眞彦会長が「全国で活躍する選手には共通点がある。それは日頃から高い目標を掲げて練習していること。常に目線を高くして努力することが豊かな人生につながっている。暑さに負けることなく最後まで全力を振り絞り、大会に臨んでほしい」と激励した。
高校ごとに出場選手と競技、種目の紹介が行われた後、稲泉会長が各校の代表選手に激励金を手渡した。続いて選手を代表し、陸上女子の砲丸投げ・円盤投げに出場する鶴岡中央高3年の齋藤早希さんが「日頃の練習の成果を十二分に発揮し、正々堂々と戦ってくる」と決意表明した。最後に牧静雄羽黒高校長の音頭で「エイエイオー!」と力強く勝ちどき三唱し、全国での活躍を誓った。
2012年(平成24年) 7月22日(日)付紙面より
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酒田地区広域行政組合消防本部(高橋清貴消防長)の一日消防士体験勤務が21日、酒田市の消防署西分署で行われ、同市と庄内町の児童たちが放水や救助訓練などを体験した。
管内の小学生を対象に、体験を通じて消防業務への理解と、防火に関する知識を習得してもらい、家族や友達などに「防火の輪」を広げてもらおうと、毎年開催している。
25回目となった今回は、両市町の4―6年生27人が参加。少年消防隊の制服に身を包んだ子供たちは、三角巾の巻き方など救急法を学んだ後、消防ポンプ車を使っての放水、水平に張られたロープを渡る救助、消火器での初期消火などの訓練やはしご車乗車を体験した。
このうちロープ渡架訓練では高さ約1・2メートル、長さ約7メートルで張られたロープの間を移動。腕の力だけで前に進まなければならず、顔を真っ赤にして懸命にロープを渡る子供もいた。
同市の中平田小4年の尾形空君(9)はロープ渡架の訓練後、「難しくて前に進めなかった。こんな訓練を毎日している消防士さんはすごいと思った」と話していた。