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2012年(平成24年) 8月7日(火)付紙面より

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面白実験に目輝く 鶴岡高専体験イベント 親子対象「科学の祭典」

 鶴岡工業高等専門学校(加藤靖校長)の体験イベント「親子で楽しむ科学の祭典」が5日、同校体育館で行われ、小・中学生たちがさまざまな「面白実験」を楽しんだ。

 子供の「理科離れ」が言われる中、科学の面白さを身をもって感じてもらおうと、1999年度から毎年この時期、田川地区の小・中学校の教員でつくる田川学校教育研究会理科部会、鶴岡市教育委員会と共催している。

 14回目の今年は、チタンの板に電気分解で手描きの模様を定着させるキーホルダー作りや、スライドガラスに化学反応を利用して銀色の膜を張る鏡作り、ペットボトルを使った「空気砲」でろうそくの火を吹き消すゲーム、2種類の水を混ぜて自分で作るサイダーなど、28の面白実験コーナーが設けられた。

 このうち「くるくる回る電線リング」のコーナーは、磁石の上に立てた単3電池に、やじろべえやばねのような形にした銅線を載せると、電磁石の原理で銅線がクルクル回るというもの。子供たちは、銅線の端が磁石に接するようにしたり、微妙なバランスを調整しながらと悪戦苦闘。見事に回ると、「やったー」と目を輝かせた。

 上郷小3年の五十嵐幹仁君(8)は「難しかったけど、回った時はうれしかった。こんなことができると考えた人はすごい」と興奮した様子で話した。

 黙っていても汗がにじんでくる暑さをものともせず、子供たちはあちこちのコーナーを回り、体育館には歓声が響き渡っていた。

「やったー」。30分ほどの格闘の末、電池の上に載せた銅線がクルクルと回り、目を見張る子供
「やったー」。30分ほどの格闘の末、電池の上に載せた銅線がクルクルと回り、目を見張る子供


2012年(平成24年) 8月7日(火)付紙面より

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港都の夜空に大輪 酒田花火ショー、水上スターマインも

 酒田港まつりのメーンイベント「酒田花火ショー」が4日夜、酒田市の最上川河川敷で開かれた。1万発余りの花火が港都の夜空を華麗に彩り、河川敷に詰め掛けた見物客の目と耳を楽しませた。

 今年のテーマは「天地創造」。5年ぶりとなる「水上スターマイン」の復活、日本最大級の打ち上げ幅約2キロをフルに使ったスターマインの連発、市民から寄せられたメッセージとともに打ち上げる「メッセージ花火」などが行われた。

 午後7時半、出羽国府の創設1300年を祝い、国府跡(城輪柵)で採火された火を用いて打ち上げられた花火が満天を彩り開幕。打ち上げ幅を最大限に生かし、パノラマ状に広がる光の大輪、迫力あるごう音が河川敷を包み込んだ。

 夜になっても気温が下がらず暑さは厳しいものの、時折吹く川面を渡る風が心地良い絶好の花火日和となる中、河川敷を埋めた家族連れら大勢の見物客は、うちわをあおぎながら夜空を染める大輪に見入っていた。

夜空を次々と大輪が染めた酒田花火ショー
夜空を次々と大輪が染めた酒田花火ショー



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