2015年(平成27年) 4月5日(日)付紙面より
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酒田市都市計画課は4日午前、日和山公園(南新町一丁目)のソメイヨシノの開花を宣言した。
同市では独自に、港南公園(若竹町一丁目、通称・三角公園)の桜を開花宣言用の基準木に設定。老木化してきたことなどから、今年から比較的若い日和山公園の3本に変更した。
この日、酒田は晴天となり、午前中から気温もぐんぐんと上昇。同課公園緑地係職員が午前9時半、基準木3本のうち、最も低地にある売店そばの木の1輪が咲いたのを確認し、「開花」を宣言した。港南公園と日和山公園が同時に開花した昨年より、7日早い開花となった。
同課職員によると、日和山公園の桜は、ソメイヨシノを中心に約240本あり、開花から約1週間で満開となる。高台部分の開花は比較的遅いため、今月半ばから下旬ごろまでにかけ楽しめそうだという。
2015年(平成27年) 4月5日(日)付紙面より
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鶴岡の春の味覚を代表する孟宗(もうそう)を特選素材にした「春風孟宗御膳」と「春風寿(す)し御膳」が11日から、鶴岡市内の料理店とすし店計14店舗で提供される。庄内浜の旬の地魚とともに各店の自慢の料理が楽しめる。御膳は季節ごとに設定され、旬の食材を通して観光客などにユネスコ食文化創造都市・鶴岡をアピールする。
鶴岡市体験型観光推進協議会が各店の協賛を得て、鶴岡を訪れる観光客らに旬の食材をPRする「四季の昼・夜御膳」「四季の寿し御膳」シリーズの本年度第1弾。「鶴岡を訪れた際に何を食べればいいの」といった問い合わせがあったのをきっかけに2003年から、鶴岡の旬の食材を知ってもらう「御膳」として始まった。夏は岩ガキとだだちゃ豆、秋はハタハタの湯あげと芋煮汁、冬は寒鱈(かんだら)汁をそれぞれ特選素材に、季節ごとの旬の食材を加えて提供している。昨年度は四季を通して約1000食(昼・夜御膳約530食、寿し御膳約480食)が提供された。
春は孟宗汁が共通の一品として提供され、寿し御膳はにぎりずしかちらしずしのいずれかを選べ、チラシを持参するとにぎりずし一貫をサービスする。昼は孟宗御膳が1人2700円、寿し御膳は2200円。夜は孟宗御膳が3500円から、寿し御膳は3000円から楽しめる。
提供店舗は昼御膳が▽いな舟▽大多喜亭▽新茶屋▽蔵屋敷LUNA▽水の食卓百けん濠▽滝太郎▽滝水亭▽坂本屋▽庄内ざっこ―の9店。寿し御膳は▽三幸▽芝楽▽安兵衛寿し▽扇寿し▽美都寿し―の5店。原則として前日までに予約が必要だが、当日予約が可能な店舗もある。春風御膳の提供は5月26日まで。夏の「涼彩(りょうさい)御膳」は7月11日―8月23日、秋の「秋晴(あきばれ)御膳」は9月5日―10月31日、冬の「雪見御膳」は12月19日―2月14日に提供される。提供店舗はいずれも春風御膳と同じ。
問い合わせは協議会事務局の市観光物産課=電0235(25)2111へ。