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2015年(平成27年) 8月12日(水)付紙面より

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月山高原ヒマワリ畑 黄色のじゅうたん広がる

 鶴岡市羽黒町川代の月山高原ヒマワリ畑で、ヒマワリが咲き始め、盛夏を象徴する黄色の花が訪れた人たちを楽しませている。

 「100万本のひまわり畑」と銘打ち、地元農家でつくる「ハグロファーム」(齋藤力代表)が2010年から耕作放棄地を活用して植えている。当初こそ国の補助事業を活用し種などを購入していたが、現在は全くの“手弁当”。「ヒマワリを見て元気になってもらえれば」(齋藤代表)と無料で開放している。

 今年は約3ヘクタールに6月初旬から3回に分けて順に播(は)種。先週末から早いものが咲き始め、一部で黄色のじゅうたんの光景が広がっている。今週末にかけて見頃を迎えるという。

 8日午後は、開花を楽しみにしている地元住民が足を運び、草丈150センチほどに育った花の中を歩いて回り、写真を撮るなどしていた。同市鼠ケ関から7カ月の長女を連れて訪れた小鷹孝介さん(33)は「昨年見そびれたので、早めに足を運んだ。すごくきれい」と話していた。

 齋藤代表によると、近年はウエディングの前撮りでも人気だという。現地には売店も常設し、かき氷や自家製山ぶどうジュース、月山高原産のコンニャク芋を使った玉こんにゃくなども用意している。

月山高原ヒマワリ畑の花が咲き始め、しゃく熱の太陽に向かって黄色い花を開いている=8日午後
月山高原ヒマワリ畑の花が咲き始め、しゃく熱の太陽に向かって黄色い花を開いている=8日午後


2015年(平成27年) 8月12日(水)付紙面より

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鶴東 夏の甲子園初勝利

 鶴岡東が悲願の夏の甲子園初勝利―。第97回全国高校野球選手権大会(兵庫県西宮市、阪神甲子園球場)6日目の11日、山形代表の鶴岡東は2回戦で鳥取代表・鳥取城北と対戦し9―6で打ち勝ち、初戦を突破した。鶴岡東は、鶴商学園時代を含め夏の大会は4回目の出場で、球場に勝利の「鶴東校歌」が初めて響き渡った。鶴岡東は大会10日目・15日の第2試合でベスト8を懸け3回戦を戦う。対戦相手は今後決まる。

 11日午前8時からの第1試合で行われた鶴岡東―鳥取城北戦は、鶴岡東・福谷、鳥取城北・辻井の両エースが先発した。

 鶴岡東は2回、7番・黒川が直球を鋭く振り抜き、左翼スタンドに大会第7号となる本塁打を放ち先制。同点とされた4回には、2死走者なしから二塁打で出塁した9番・福谷を、1番・田辺が中前打、福谷がホームを踏み勝ち越した。

 4回裏の2死満塁のピンチをしのいだ鶴岡東は5回、2四球に5番・安食、6番・丸山の連打と福谷の安打などで3点を追加、前半で試合の主導権を握った。

 2点を返された7回には、持ち前の「鶴東全員野球」で相手投手を攻め立てた。1死一塁から8番・竹本、福谷、田辺の3連続安打、4番・阿部大の二塁打など長短6安打に犠打を絡め、打者9人の猛攻で4点を追加し、鳥取城北を突き放した。鶴岡東は鳥取城北の3投手の甘い球を見逃さず積極的な打撃を見せ、計16安打を放った。

 完投した先発の福谷は140球を超える粘投。変化球の制球に苦しみ8四死球を与え、7安打を許し6失点したものの、打線と守備陣にも助けられ、相手に主導権を渡さなかった。7回には相手打者の打球を右足に受けたが、最後までマウンドを守り、打撃でも4安打2打点と投打に活躍した。

 鶴岡東ナインは勝利が決まった後、甲子園球場に掲げられた校旗を目に、夏の甲子園初となる「鶴東校歌」を高らかに歌い上げ、三塁側アルプススタンドの大応援団とともに勝利の笑顔を見せた。

夏の大会初の校歌を歌い上げる鶴東ナイン
夏の大会初の校歌を歌い上げる鶴東ナイン



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