2015年(平成27年) 8月14日(金)付紙面より
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鶴岡を訪れる観光客や帰省客に地元にある店を知ってもらおうと、鶴岡お祭りウィーク連絡協議会(石原純一会長)は、14―16日に開催される「荘内大祭」「赤川花火大会」「おぃやさ祭り」に合わせ、「鶴岡おもてなしクーポン『もっけだのぅ』」を初めて発行した。クーポンは無料で、16日までの間、市内43店舗で各種サービスや割引を受けられる。
お祭りウィークは、鶴岡の夏を代表する3つのイベントの連携による相乗効果で誘客拡大を図り、地域の元気を発信して鶴岡の夏を盛り上げようと、2013年から始まった。各実行委員会で組織する同協議会が共通ポスターを作製するなどして「鶴岡の夏祭り」をアピールしている。
クーポンはA3判両面カラーのリーフレットで、二つ折りした縦長タイプ。協賛した43店舗を鶴岡駅前、山王通り、銀座通り、鶴岡公園、花火大会会場の5つのエリアに分けて掲載し、各店舗の住所や電話番号、営業時間とともに、飲み物や一品料理の提供、料金割引などの特典を載せている。
リーレット1枚にクーポン券8枚が付き、はさみで切り取って使う。詳しいサービス内容は各店で確認する。リーフレットは1万枚発行し、JR鶴岡駅の市観光案内所や鶴岡商工会議所会館の観光プラザ、協賛各店などに置いている。また、鶴岡お祭りウィークのホームページからダウンロードして使うこともできる。問い合わせは同連絡協議会事務局の荘内神社=電0235(22)8100=へ。
今年のお祭りウィークは、荘内大祭本祭りが14日で、総勢500人による呼び物の「荘内藩伝承大名行列」は同日午後3時半に鶴岡公園北広場を出発する。第25回赤川花火記念大会は15日午後7時から。「ヒ・カ・レ・ミ・ラ・イ・ヘ」をテーマに、約1万2000発が壮大に打ち上げられる。今年で11回目のおぃやさ祭りは、16日午後3時半に本祭りがスタート。山王通りで33団体約500人が華麗な踊りパフォーマンスを繰り広げる。夜には山王ナイトバザールもある。
2015年(平成27年) 8月14日(金)付紙面より
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県内のトップを切り、夏の成人式が12日、鶴岡市藤島の市藤島地区地域活動センターで行われ、新成人たちが権利と義務を認識し大人の仲間入りを果たした。
藤島地域の対象は、1994年4月2日から95年4月1日までに生まれた137人(男性66人、女性71人)。この日は新成人約100人と恩師や地元自治会関係者らの来賓約50人が出席。新成人たちは男性はスーツ、女性は夏らしいワンピース姿で参加した。
式では、榎本政規市長が「節目に両親や家族、周囲に感謝を。社会の一員として自覚し、将来への希望を抱き、力強く進んでほしい」と式辞。阿部昇司県議、渋谷耕一市議会議長が祝辞を述べた。
市民憲章の唱和に続き、新成人代表の菅原有悦さん(21)=上藤島、会社員=が誓いの言葉。「自己に課せられた権利と義務の遂行に努め、より良い社会づくりに微力ながら協力していきたい」と述べた。若人の歌として「翼をください」を合唱した。その後、恩師を囲んで記念撮影。この春から美容師として働き始めた鈴木藍さん(21)=荒井京田=は「仕事を頑張って、親孝行したい」と話していた。
庄内地方の成人式は、14日に同市櫛引、朝日の両地域、15日に同市羽黒、温海の両地域と庄内町、三川町でそれぞれ実施される。鶴岡市鶴岡地域と酒田市、遊佐町は今年1月に行っている。