2021年(令和3年) 7月15日(木)付紙面より
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今月25日(日)に横浜市で開かれるダンス協会主催「全国ダンスパフォーマンスコンテスト2021全国決勝大会」小学生オープン部門レギュラー編成に、酒田市のクロスラインヒップホップ教室に通う小学生3人組「AEGIS(イージス)」が出場する。動画審査となった予選会を通過したもので、3人は「見る人を元気にするダンスをしたい」などと話し、日々の練習にも熱が入っている。
新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威を振るう中、邪悪なものから全てを守るとされるギリシア神話に登場する防具をチーム名にした「イージス」は、小松あさひさん(10)=富士見小5年、山木徠愛さん(10)=松原小4年、齋藤萌香さん(9)=藤崎小4年=の3人組。いずれも小学1年時から同教室に通い、同市在住のダンス指導者・熊谷智佳子さん(Doフィットネス主宰、クロスラインダンスインストラクター)の指導を受けている。
全国大会出場を目指して今年2月、チームを結成。以前は全国各地で開催していた予選は、コロナ禍のため昨年に引き続き動画審査となり、3人は明るく元気な楽曲「Light Up The Dark」に合わせフリースタイルダンスを披露。このほど、同部門として東北・北海道地域では唯一、予選通過の知らせが届いた。
3人とも全国大会は初出場で、現在は週5日、1日当たり1―2時間、熊谷さんの指導を受けている他、自主練習にも励んで技に磨きをかけている。「3人とも目的意識が高く、集中して練習している。新型コロナが世の中に影を落とす中、少しでも明かりをともせたら」(熊谷さん)という。小松さんは「多くの人に感動を与えられるダンスを披露したい」、山木さんは「出場できなかった人の分も頑張りたい」、齋藤さんは「見ている人を元気にしたい」とそれぞれ抱負を語った。
全国決勝大会は25日、横浜市の横浜みなとみらいランドマークホールで行われる。