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荘内日報ニュース


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2022年(令和4年) 8月9日(火)付紙面より

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鶴岡東初戦突破!!

本塁打3発乱打戦制す
2回戦12日センバツ準V近江(滋賀)と対戦

 第104回全国高校野球選手権大会は2日目の7日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦4試合が行われた。本県代表の鶴岡東は盈進(えいしん)(広島)と対戦。両チーム合わせて25安打の乱打戦となり、序盤に得点を重ねた鶴岡東が12―7で競り勝った。鶴岡東は7日目の12日、2回戦第3試合でセンバツ準優勝の近江(滋賀)と対戦する。       

序盤から攻勢
終盤突き放す

 鶴岡東は初回、1死満塁から濱田の左犠飛で先制。さらに2死一、二塁で小林、関の連続長打や相手のバッテリーエラーでこの回計4点を奪い、主導権を握った。2回には1死三塁の好機で土屋が2点本塁打を放ち6点差とした。

 その後は打撃戦となり4回を終わって8―4と鶴岡東が4点をリード。6回に3点差まで詰められたが、7回に土屋がこの日2本目となるソロ本塁打。古賀が内ゴロで倒れた後、前田が本塁打で続き2点を追加した。8回には2死から高橋、渡辺の連続安打で好機を広げ、相手バッテリーエラーや松原の中前安打で2点を奪った。

 8回裏、粘る盈進に再び5点差とされたが、5回から救援した渡辺が最終回をきっちり抑えた。

選手に感謝したい
佐藤 俊監督

 初戦突破に佐藤俊監督は「たくさんミスが出て難しい展開の中、選手が集中し落ち着いて頑張った。感謝したい。(3本の本塁打には)びっくりした。すごいなあと思った」と話し、12日(金)に予定される近江(滋賀)との2回戦に向け、「まずは休養して調整したい」と話した。

 2回と7回に本塁打を放った土屋奏人選手は「(2回の本塁打は)強い気持ちで打席に入った。感触は良かった。7回はレフトフライかと思いながら走ったが、入って良かった」とコメントした。

3年ぶりに夏の甲子園で鶴岡東の校歌が響いた
3年ぶりに夏の甲子園で鶴岡東の校歌が響いた


2022年(令和4年) 8月9日(火)付紙面より

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小学生対象初の「論語素読検定」 緊張の中25人が挑戦

 鶴岡市の庄内藩校致道館で7日、市内の小学生を対象にした初の「論語素読検定」が行われた。児童たちが「親子で楽しむ庄内論語」の中から好きな言葉を選んで暗唱し、素読の数に応じて決まる初級・中級・上級を目指し、緊張の中、懸命に素読に挑んだ。

 藩校致道館の教育精神・伝統文化の継承に取り組む同市の致道館文化振興会議(会長・橋本政之荘内日報社長)を主体に、致道博物館、藩校致道館が企画主催し、市教育委員会が後援。酒井家庄内入部400年、論語のうち55章を選定して市教委が作り市内の全小中学生に配布している「親子で楽しむ庄内論語」作製10周年を記念して初めて実施。小学1―6年生25人が挑んだ。開会行事で同協議会の橋本会長が「約220年前にできた藩校致道館で取り組まれた論語の素読に親しんでもらおうと、初めて検定を行います。普段の力を出せるよう、みんな頑張って」と激励した。

 検定は、同協議会メンバーが検定員となり、藩主が使用した「御入(おいり)の間」に一人一人が入室して行われた。緊張から初めはまったく声を出せず、時間を掛けて気持ちを落ち着かせてゆっくりと暗唱を始める児童や、はきはきとよどみなく素読の声を上げる児童などさまざま。部屋の外から見守った保護者は、わが子以上に緊張の表情だった。

 5つ暗唱で初級、10で中級、20で上級合格とした。中には、初級挑戦で申し込み、20暗唱して上級に“飛び級”合格する児童もいて、検定員は「みんなが本当によく頑張った」と講評。朝暘二小1年の五十嵐瑛太君は「とっても緊張したけど、頑張って5つ言えた」と笑顔を見せた。子どもたちや保護者からは「貴重な経験だった」「来年以降も継続して実施してほしい」といった声が聞かれた。合格検定証は各学校を通じて届けられる。

 各級の合格者は次の通り。

 ▽初級=奥山歩美(朝暘一1年)五十嵐瑛太(朝暘二1年)平賀紬(朝暘三2年)富樫樹暖(朝暘五2年)遠藤星音(朝暘一2年)曽根悠雅(朝暘二2年)村瀬勇翔(朝暘六2年)川口文乃(朝暘五3年)川口春乃(同)白幡魁人(同)梅津成志(櫛引南3年)齋藤那和(朝暘六4年)高田佳志(朝暘一4年)齋藤奈央(朝暘三5年)岡部丞(広瀬6年)

 ▽中級=中村駿之介(朝暘二2年)佐藤花(同)桑原鶴斗(同)佐藤誠志郎(朝暘二4年)村瀬蒼空(朝暘六5年)

 ▽上級=小野寺朝紀(京田2年)伊藤寛人(朝暘二3年)田中一帆(朝暘二4年)五十嵐玲王(朝暘五5年)

「御入の間」で検定員を前に論語素読に挑んだ小学生
「御入の間」で検定員を前に論語素読に挑んだ小学生

開会行事で橋本会長(右)が参加児童を激励した
開会行事で橋本会長(右)が参加児童を激励した



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