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2022年(令和4年) 8月11日(木)付紙面より

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若手農業者が育てた新米の食味コンテスト 「鶴岡ごはん日本一」初開催 出品生産者と審査員100人募集

 鶴岡市内の若手農業者が育てた新米の食味を審査する市民参加型の初のコンテスト「鶴岡ごはん日本一」が11月6日(日)、市藤島体育館で開催される。実行委員会は、出品する生産者とともに、決勝となるコンテスト当日に食味審査を担当する審査員を募集している。

 若手農業者が栽培したおいしいご飯を決定する。併せて鶴岡の農家を応援するとともに、米どころ鶴岡を広く知ってもらい全国の食卓にアピールしようと、地元の関係団体・機関が実行委員会(齋藤久実行委員長)を組織し、初めて企画した。

 生産者の応募要件は▽市内在住で就農10年以下の生産者(年齢は問わない)▽同生産者が主体的に栽培した米を出品▽法人所属の場合は主たる事務所の所在地が市内にある▽最優秀賞に選出された場合は10俵(600キロ)を米取扱店で買い取ることに承諾できる▽市のふるさと納税返礼品登録に積極的に取り組める―の5項目。登録料1万円で今月29日まで応募を受け付ける。

 分析機器による10月下旬までの1次審査で食味値や整粒歩合などを測定し16点を選び、11月上旬までの2次審査で精米・炊飯し地元料理人などによる食味官能審査で8点を選出。決勝戦となる同月6日の最終審査は、公募による100人の審査員が食味官能審査を行い、順位を決定。上位3点を最優秀賞、優秀賞、優良賞として表彰し、1位の最優秀賞受賞者には新車の軽トラック1台を贈る。

 一方、決勝審査員は、居住地を問わず小学生以上(小学生のみでは参加できない)の人を募る。先着100人で、審査員には新米の参加賞をプレゼントする。生産者、審査員の応募方法など問い合わせは、市藤島庁舎産業建設課エコタウン室内の実行委事務局=電0235(64)5803=へ。


2022年(令和4年) 8月11日(木)付紙面より

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月遅れお盆を前に ハス刈り取り盛ん

 月遅れのお盆を前に鶴岡市大山の下池で10日朝、仏壇に供えるハスの刈り取りが行われた。

 上池、下池のハスを管理している「浮草組合」(田中富雄会長、組合員32人)が、江戸時代後期から行っているとされる伝統作業。小舟に乗った組合員が水面のハスの葉をかき分けながら刈り取る風景は、同地区の夏の風物詩となっている。

 上池では今年、猛暑の影響で農業用水を排出できず、高い水位によりハスの生育が進まなかったため、約30年ぶりに下池で行った。

 この日午前5時ごろから、田中会長(72)=同市大山三丁目=と刈り取り歴20年の加藤一雄さん(70)=同=が作業。オールで小舟を操りながら鎌を使い、ハスの花と巻葉、地元で「タンポ」と呼ばれる花托(かたく)を計100本ほど刈り取った。

 2人は11日にも作業を行う。刈り取ったハスの花と巻葉、花托はセットにし、庄内町や酒田市、地元の花店に150セットほど出荷する。

水面を覆うハスの花を刈り取る組合員=10日、鶴岡市大山・下池
水面を覆うハスの花を刈り取る組合員=10日、鶴岡市大山・下池



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