2024年(令和6年) 12月11日(水)付紙面より
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「小学生のための栄養講習会」が9日、鶴岡市の朝暘第二小学校(粕谷温子校長)で開かれた。プロバスケットボールチーム「山形ワイヴァンズ」(B2東地区)の選手と管理栄養士が訪れ、5年生の子どもたちに「食」の大切さを伝えた。
食育の一つとして県学校体育保健課が企画した。この日は山形ワイヴァンズの村上慎也選手(33)と岡島和真選手(21)、管理栄養士の伊藤亜紀子さん(51)=管理栄養士事務所ハローえにし=が「子どもの成長と食事の関わりやアスリートの食事に関する講話」と題して話した。
その中で村上、岡島両選手は「アスリートの一人として体の自己管理は大切。しっかり食べ物から栄養を摂取して、十分に睡眠時間を取るよう心がけている」、伊藤さんは「毎日いい食生活をすると免疫力が上がる。生活リズムを大切にしましょう」と呼びかけた。
「プロテインは毎日飲んだ方がいいか」という子どもたちとの質問コーナーで村上、岡島両選手は「タンパク質は食べ物から取るようにしている」と答えた。スポ少でバスケをしている伊藤寛人(ひろと)君(11)は「食事と睡眠が大事なことを学んだ。体をつくって練習し、バスケの試合で活躍できるよう頑張りたい」と感想を話した。